2019年7月9日からJFK空港とマンハッタンをつなぐUber Copterが始まります。
サービスの内容は、
1.JFKからマンハッタンまで大体30分の予定(ヘリに乗ってる時間は8分ほど)
2.5日前から予約でき、荷物を詰め込んでも5人まで乗れる。
3.値段は$200から$225
4.サービスはプラチナあるいはダイアモンドメンバーのみ(半年で$1250から$3750使ってる人達)
現在JFK国際空港からマンハッタンへの交通手段は、
1.地下鉄(A またはEトレインそれからAirTrain
でJFK空港へ $7.75 1時間。遅れもあり。
2.ロングアイランド鉄道とAirTrain
$15.75(ラッシュアワー)$9.50(週末)50分ほど。
3.タクシー、リモなど
$52∔4.50(ピーク時間の追加料金)+チップ(18%~)45分から1時間(混雑状況次第)
基本どれも心地よい道のりではないです。
地下鉄は乗り換えが大変だし、遅れもあるし、ロングアイランド鉄道はややましだけど、ペンステーション(ミッドタウン34Stにあります)までの移動があります。
タクシーやリモなどですがマンハッタンはもちろん出た後の高速もいつも渋滞しているので時間は余裕をもってでないと心配です。
こうして書いてみるとJFK空港への交通手段って最悪ですね。
私の家からJFK空港へも空いてる時間帯週末の朝あたりだと30-40分ぐらいですが、混んでるとやはり1時間はみないと不安です。
他のヘリサービスはというと、
BladJFK という会社がマンハッタンとJFKの間を朝の7時から夜の7時まで195ドルで提供しています。
値段設定だけ見ているとUber Copterの魅力は特になさそうですよね。ただUberなのでヘリライドをほかの乗客とシェアもできるということでしょうか?
電車やタクシーなどの時間のかかる交通手段が主流なのは、やはりヘリの墜落事故の多さかもしれません。
先日も ミッドタウンのビルの屋上から離陸したヘリが墜落し、操縦士が死亡する事故がありました。NYミッドタウンヘリ墜落
あと、上に書いたBladeという会社のヘリがハドソン川に墜落する事故もあったようです。この事故で死亡者はいないのは幸いでした。ハドソン川ヘリ墜落
2018年3月にマンハッタンの東側を流れるイーストリバーに突っ込んで、5人の死亡者がでるへりの墜落事故がありました。
これは観光用ツアーで乗るヘリで、オープンドアのものです(怖)。乗客はシートベルトとハーネスをつけていて墜落したときこのハーネスが外せずに助からなかったと言われています。
イーストリバーヘリ墜落
調べてみるとヘリの墜落事故って多いですね。
ニューヨークには忙しく時間をお金で買うのは平気な人が多くやってきますが、飛行機よりはるかに多い事故率なので命をとるか時間をとるかの選択かもしれません。
それでも時間をとる人達は多いと思うのでこのUber Copterのサービスがどう展開していくか楽しみです。
この空港と街中を結ぶヘリサービスは、いずれ他の大都市でも展開していく予定のようです。