皮ごと食べるリンゴの農薬対策は?

リンゴは心疾患、コレステロール、そしてダイエットに効果的だという記事を書きましたが、ポリフェノールを含む皮を食べるには、農薬が気になります。

1日1個のリンゴで医者いらずはどこまで真実なの?

農薬を落とすベストな方法は?

野菜や果物など生で食べる食品は農薬が気になりますよね。

対策としては、

皮をむくこと
ぬるま湯で洗う

ぐらいだと思います。

食品によって残留農薬のレベルが違うので一概には言えないですが、だいたいこの2つをやっとくのが最善と言えます。

ですが、ブルーベリーなど皮を向けないのもあるし、リンゴなど皮にポリフェノールが含まれるので皮をむいて食べるとその効能が生かせなくなってしまいます

2017年に出た論文(ソース)では「最強の残留農薬クリーン術が見つかった!」とあり、使えそうな感じです。

これはアメリカ化学会の実験で、市販のリンゴを使って、家庭でもできる農薬の落とし方を探ったものです。

重曹か漂白剤か?

どうしてリンゴかと言うと、数あるフルーツのなかでも残留農薬の量がつねに多いからです。 続きを読む

オーガニックにこだわる意味はない。

皆さんはオーガニックの野菜や果物買いますか?

オーガニックとは農薬や化学肥料に頼らず、太陽・水・土地・そこに生物など自然の恵みを生かした農林水産業や加工方法をさします。

一般的に考えられているのはノンオーガニックのものより栄養や農薬の面で、健康的で栄養素が高いということですよね。

果たしてそうでしょうか?

結論を言うと、

1.栄養素点ではオーガニックだろうとノンオーガニックだろうと差はほぼありません。

2.オーガニックは環境に優しい?100%そうだとは言い切れない。

3.オーガニックは無農薬である?そうでないようです。

4.オーガニックはそうでない野菜や果物より高いけれどその価値はあるのか?

1.栄養素点ではオーガニックだろうとノンオーガニックだろうと差はほぼありません。

科学的にオーガニック食べ物がノンオーガニックより栄養素が高いということを証明はさ
れてません。

2009年オックスフォードアカデミックのメタ分析(他の研究を分析)によると、オーガニックとノンオーガニックで栄養素の違いは認められないとしてます。

2012年ACPの研究ではリンの要素がオーガニックにやや多く含まれているとしてます。

2014年Britishジャーナルの研究では、オーガニックには抗酸化剤がやや多く含まれ、カドミウムが少ないとしていますが、その差は微々たるものであるとしています。

2012年スタンフォードのメタ分析、240の研究を分析した結果は、果物、野菜、穀物、肉、ミルク、卵などのオーガニックとノンオーガニックの比較をしたところ、

健康的な利点や、ビタミンの含有量など差はほとんど見られないという分析です。

2012年のACPの研究同様、リンの要素がオーガニックにやや多く含まれているとのことです。

タンパク質や脂質はほぼ差がなく、ただオーガニックミルクにはオメガー3が多く含まれるという結果でした。

2.オーガニックは環境に優しい?100%そうだとは言い切れない。

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