1日にポリフェノールはどれくらいが適量なの?

ポリフェノールは植物の色素や苦味などの成分 で、 8,000種を超す抗酸化成分が混ざり合ってできていて、心疾患やがんなどの予防になりアンチエイジングには欠かせない成分と言えます。

で、一体どれくらい摂ればその効果を発揮できるのか、そして 最適量はあるのか?という疑問があります。

「ポリフェノールってどれだけ摂ればいい?」という問題に明確な答えは出てないので、観察データから推測するしかない感じです。

具体的には、2014年にバルセロナ大学が行った研究(ソース)が参考になります。

7447人の男女を平均で4.8年ほど追いかけた研究で、ポリフェノールの摂取量と死亡率の関係をチェックした論文です。

その結論は、 続きを読む

体を最適なレベルの抗酸化物質で満たす食材は?

体内の活性酸素は不安定な物質で、酸化しやすいのですが、免疫系のサポートをしてくれます。ですが、活性酸素が長期に渡って多く存在していると病気の原因になります。

活性酸素を増やさないように抗酸化アプリ は、効果がなく悪影響すらありそうです。

抗酸化作用はアンチエイジングに重要

ほどよく体を抗酸化物質で満たすには?

それでは、「ほどよく体を抗酸化物質で満たすにはどうすればいいのか?」という疑問がでてきますが、その答えは、たんに「食事から摂取する」だけです。

たとえば、2010年のレビュー論文(ソース)によると、抗酸化に関する140以上のデータをチェックした後、以下のような結論を出しています。

” 外部から大量の抗酸化物質を摂ると、酸化のバランスが崩れてしまう。

しかし、観察研究や人間を対象にした実験を見る限り、自然の食品(フルーツや野菜、穀物など)からフィトケミカルや栄養を摂った場合のメリットは計り知れない

植物にふくまれる成分は、サプリメントのように分離された高用量の成分よりも安全で健康的だ。”

野菜やフルーツを食べている限りは、いくら抗酸化物質を摂っても問題はないということですね。

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抗酸化作用はアンチエイジングに重要!

抗酸化物質や抗酸化作用という言葉は良く聞きますが抗酸化とはどういうことでしょうか?

抗酸化物質は活性酸素を安定させる。

活性酸素という不安定な物質が存在していて、自分を安定させるために他の物質から電子を取ってしまいます。

すると電子を取られた側が不安定になってどんどん取り合いが激しくなってしまいこの状態が続いてしまうと酸化になります。

ここで抗酸化物質が現れると活性酸素に電子を分けてあげて安定させてくれるので、お互い電子の盗み合いが治まり酸化防止になるのです。 続きを読む

抗酸化物質を食べ物から摂ろう!

抗酸化物質は、多すぎると体に悪影響を与える活性酸素に電子を与えて安定化させてくれる物質です。

活性酸素は免疫系のサポートをする働きもあるので少なすぎるのも問題となります。

ただ現代ではたばこや加工食品、精製された糖、化学物質、サラダ油などの摂りすぎで活性酸素が増えることになってしまいます。

活性酸素が増えてしまうと、DNAがボロボロになり、酸化したコレステロールが動脈をがちがちにしたり、細胞壁が壊れてうまく機能しない状態になったりなど悪影響があるのでやはり抗酸化物質を摂るように心がけたいところです。

抗酸化物質を何から摂ればいいのでしょうか?

基本、野菜やフルーツに多く含まれていますが、以下の4つはおすすめです。

1.ブルーベリー
2.ココア
3.アボ̚カド
4.鮭、サバ

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