ズンバとは、ラテンミュージックのサルサ、メレンゲ、チャチャ、レガトーン(ラテン系のヒップホップ)、バチャータ、タンゴ等をベースにしたエクササイズの総称です。
インストラクターによって、レガトーン寄りだったり、サルサ、メレンゲ寄りだったり、後ベリーダンスっぽい踊りも入ったりします。
ズンバが主流になるころ、ズンバエクササイズというよりはもっとラテンダンスに近い振付をするインストラクターに出会い、ダンスの振付を覚えるのが楽しくなりました。
それまでもジャズダンス系を取ったりしてたけれど、のめり込むほどではなかったのです。
そのインストラクターはコロンビアから来た人でまだアメリカに来たばかり英語もよくしゃべられなかったけど、ダンスはうまかったし、振付も楽しいし何と言ってもクラスはいつも同じじゃなくて毎回違っていてわくわくしました。
インストラクターによっては毎回同じ振付同じルーティーンをする人がいて一部好まれていたけれど私には耐えられません。
中でも大好きなのがサルサです。通常ならパートナーと踊るサルサをエクササイズなので各人が一人で踊ります。
大抵のインストラクターはいくつかのシンプルなステップのみだけど、そのコロンビアの先生(Mark)は最初は簡単なステップから徐々に付け加えていって、時には長いルーティーンを作って最後は何回もその振付けを繰り返すことをしてました。
でもその振付は大抵その日で終わり次のクラスではまた別の振付か似てるけどちょっと変えてダンスするので、それがまた楽しかったりします。
変化や複雑さ、それが楽しいのだけど、それを好まない人たちも結構沢山いることクラスを取っているとよくわかります。
そういう人達は”マーク、そんなの覚えられない、複雑だよ”ってね。日本のWikiにズンバの「インストラクターはしゃべってはいけないことになっており」って書いてあってびっくり!こっちはばりばりしゃべります。
奇声もいっぱい。日本のズンバは音楽だけで静かなんだろうね。
Markはラテンダンスのクラスだけでなく、ステップ(を使ってエクサイズ)も教えていたけれど、これもダンスみたいに振付けがあって、もともとステップが好きな私は最初は彼のステップのクラスが大好きで、そのうちラテンダンスにはまりこんでいきました。
インストラクターによっては確かにいつも同じ振付けだけど、彼はいつも新しい振りを考えていて、ラテンの人なのにクラスは時間通りに来るし、次のクラスまでの空いてる時間で振付けとか考えてる姿は熱心でとても良かった。
今私がブログ書いたりWebプログラミング勉強したりしている活力をもらっていると思います。
実は彼は2019年の2月に病名も不明なまま、亡くなってしまったのだけど、彼から教わったダンスのステップは今も生きていると思います。
彼のクラスを取って多分14,5年くらい、飽きることもなかったのは彼のおかげ、とても感謝している。
I always miss you, Mark. Your dance spirit stays in my heart. Rest in peace, Love.