落ち込みを解消してくれるサプリメント5選

落ち込みを解消してくれる系のサプリの効果を臨床試験の結果もとにまとめてみました。

1.亜鉛

亜鉛にはうつ病と関係が深い要素があって、
亜鉛は鬱病で脳の細胞が死ぬのを食い止める働きや、ストレスによるダメージをおさえてくれる働きがあります。(ソース

統合失調をわずらった人は脳内の亜鉛量が5割も少なくなっていたそうです。

とにかくさまざまな実験で気分を上げる効果が確認されているので(ソース1,ソース2,ソース3,ソース4)、気分の落ち込みには亜鉛は効果があると言えます。


といっても過剰に摂取しても意味はないので、あくまで亜鉛が不足しないように補うのが大事です。

具体的には1日25〜50mg摂取すれば大丈夫ですが、カルシウムやマグネシウムと一緒に飲むと体内の吸収が悪くなるので注意が必要です。

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ビタミンCは運動の酸化ダメージに効くのか?

疲労回復などに定番のサプリといえばビタミンCで、ビタミンCの抗酸化作用が高いのは良く知られていると思います。

では、「ビタミンCが筋トレや有酸素運動にともなう炎症や筋肉痛を減らしてくれるのでは?」という考え方がでてくるのは自然なことで、「スポーツのあとはビタミンCを取ろう」という主張を見ますし、実際クラブ活動後にレモンを食べたりしてました。

本当にビタミンCは運動のダメージに効く作用があるのか?という問題を調べたメタ分析(ソース)が2020年の3月に出ています。

これは18件のRCT(ランダム化比較試験)をまとめた研究で、参加者は313人で年齢の中央値は24歳です。

そのうちアスリートは13%で、残りは健康的な男女となっています。その他のデータは、

  • ビタミンCの投与量は、1日400㎎から3000㎎までの範囲
  • ランニングやサイクリングの後でビタミンCを飲む場合が多め
  • 実験期間は12件の研究は1週間以上で、最長は28日間
  • 酸化ストレスの指標として脂質過酸化が使われ、炎症の度合いを判定するマーカーにはインターロイキン6とCRP(C-リアクディブ・プロテイン)を採用。筋損傷はクレアチンキナーゼのレベルで評価

などとなっています。

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有害物質を吸って空気清浄するNASAおすすめの観葉食物10選

観葉植物や家庭菜園は心と体に良いという記事は以前書いてきました。

引きこもりのためのバイオフィリア対策

  • 良いアイデアが浮かびやすくなる
  • 疲労・頭痛・肌の乾燥が改善する
  • 病気にかかる確率が減る
  • メンタルヘルスが改善する

などのメリットがあります。

参考になるのが、1989年にNASAが行った「クリーンエア研究」(ソース)です。一部の観葉植物には、ベンゼンやホルムアルデヒドという有機化合物を吸い込む働きがあって、とくに「どの植物の清浄効果がすごいのか?」ということを調べた実験です。

で、NASAが選んだ、お部屋の空気を綺麗にしてくれる植物は以下のとおりです。中にはお花も含まれています。

1.スパティフィラム -Peace lily

耐陰性のある植物で、ベンゼンとトリクロロエチレンの両方を吸収してくれます。

水分を好むので、土が乾いたら水をあげると良いです。

アメリカではよくスーパーでも売られている一般的な植物です。

シュウ酸カルシウムが含まれているので猫や小さい子どもがいると、注意が必要です。

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朝食抜きは体にいいの悪いの?!

朝食抜きはダイエットに良いのか悪いのかというのは昔からあるテーマで、これはいまだに賛成派と否定派がいます。

賛成派:朝食を食べることで食欲がおさまり、1日の総摂取カロリーは下がる。だから、朝食を抜くと逆に太ってしまう。

反対派:ダイエット中なのに、わざわざ食事の回数を増やす必要があるのか? 普通に1食抜いたぶんだけカロリーは減るだろう。

みたいにざっくりわかれています。

どっちも説得力があるわけですが、果たして正解はどちらなのか?ということで、「朝食抜きは体にいいのか悪いのか」をちゃんとと調べたメタ分析(ソース)が出ています。

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