慢性ストレスは老化の原因になる!

コルチゾールは、強いストレスを受けたときに作られるホルモンで、朝起床時にも分泌されます。

これが分泌されると、体に次のような変化が起きます。

  1. ストレスを受ける
  2. 副腎がコルチゾールを作り出す
  3. 血糖値があがる
  4. インスリンの分泌量がさがる
  5. アドレナリンが心臓のスピードをあげる
  6. コルチゾールが血管を収縮させる
  7. 全身が緊張してテンションがあがる

つまり、コルチゾールは、ストレスや外敵に備えて闘争心をあげる働きを持ってるわけです。

朝の目覚めとともに分泌されるのもその日のストレスなどに備えるためです。

コルチゾールで老化と肥満が激しく進む

これは、短時間なら覚醒作用もある素晴らしい機能なのですが、現代のようにペースが速い暮らしが普通だと、副腎がつねにコルチゾールを出すようなってしまうと、さまざまな問題の原因になってしまいます。 続きを読む

嫌なことは徹底的に考えるとストレスが減る!

嫌なこと、職場で嫌味を言われたとか、パートナーと喧嘩したとかあった時、皆さんはどうしますか?

私もそうですが、速攻忘れるようにしますよね。

嫌なことは徹底的に考えたほうがストレスが減る!」という研究実験(ソース)があって面白い結果が出ています。

これはエクスター大学の実験で、約50名の男女を対象にしています。最近「対人関係のストレス」が起きた人ばかりを選んでいます。

例えば、妻と大げんかしたとか、上司と険悪になったとか、そういったトラブルです。

トラブルの様子を徹底的に思い出す

参加者に何をしてもらったかというと、

トラブルの様子を事細かに思い出してください

とお願いしました。例えば、「友人との口論」だったら、

どのように口論が始まったのか?
そのとき自分は何を考えたのか?
正確にどんな言葉が飛び交ったか?
声の調子はどうだったか?

ぐらい、徹底的に細部にわたって思い出すトレーニングを6週間ほど続けました。 続きを読む

ストレスが多いと免疫力が落ちる!

ストレスの多い生活をしていると病気になりやすいと言われてますが、科学的根拠はあります。

カーネギーメロン大学の2012年の論文(ソース)で、ストレスと免疫力の関係を調べた研究です。

被験者は276人の男女で、まずは全員の生活環境を調べて、各自のストレスレベルを記録します。続いて、鼻からウイルスを送り込んで、わざと風邪にかかってもらいます。

すると、日ごろのストレスが多い被験者は、風邪にかかる確率が2倍に上がったそうです。

コルチゾールの影響で免疫力が下がる!

こういう現象が起きるのは、ストレスホルモンとして有名な「コルチゾール」が原因です。

コルチゾールは、強いストレスを受けたときに作られるホルモンです。これが分泌されると、

  1. ストレスを受ける
  2. 副腎がコルチゾールを作り出す
  3. 血糖値があがる
  4. インスリンの分泌量がさがる
  5. アドレナリンが心臓のスピードをあげる
  6. コルチゾールが血管をせばめる
  7. 全身が緊張してテンションがあがる

つまり、コルチゾールは、ストレスや外敵に備えて闘争心をあげる働きを持ってるわけです。 続きを読む

スマホに夢中すぎるのはうつの兆候かもしれない!

「スマホに夢中なのは鬱の兆候かも」というデータ(ソース)が2019年にでていて、これは346人の男女(年齢は若め)を対象にした調査で、

  1.  普段からどれぐらいスマホを使っているか?
  2.  うつ病や孤独感のレベルはどれぐらいのものか?

をチェックした後、3カ月〜4カ月の追跡調査を行ったものです。

その結果がどうだったかと言うと、

スマホに夢中なのは鬱の兆候かも

  • スマートフォンを使いすぎている人ほど、3カ月〜4カ月後にうつ病と孤独感のレベルが高くなっていた!!
  • 一方で、うつ傾向だったり孤独感が強いからといって、スマホの使用量が増える現象は確認されなかった

だったそうです。もちろんこの結果から「スマホが鬱の原因に!」って結論を下すのは無理ですが、可能性としてはありえそうです。 続きを読む