はちみつは抗酸化作用がすごい

はちみつは砂糖よりずっと健康的でパンケーキにもシロップではなくはちみつの方がいいのでないかというイメージがあります。

では、はちみつはどんな風に健康的なのでしょうか?

はちみつの栄養価

はちみつは、

カロリーは小さじ一杯で64kcal、
そのうち糖質は17g、
脂肪とタンパク質はゼロ、
食物繊維もほぼゼロ、
ビタミンとミネラルをほんの少し含む(1日の必要量の1%以下)

という感じです(ソース)。

カロリーの大半が糖質(果糖とブドウ糖)なので、栄養的にはほぼない感じでしょうか。

はちみつの抗酸化作用はすごい

はちみつにとってかなり有利な材料なのが、アンチエイジングで重要な「抗酸化物質」の存在です。

ご存じのように抗酸化はアンチエイジングの大事なポイントです。

2002年にイリノイ大学が出したレビュー論文(ソース)によれば、

 ” はちみつの抗酸化性能は、フェノール類、ペプチド、有機酸、酵素といった複数の成分が合わさって成り立っている”

 ということで、とにかくはちみつには抗酸化に効く成分がいろいろ入っているということですね。

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赤身の肉は心臓に悪いのか?

赤身の肉はどこまで体に悪いのか?

「赤身の肉は体に悪い!」ってよく聞きますよね。

事実、世界がん基金が発表したデータにも、「赤身の肉はがんリスクをあげる可能性が高い」(ソース)という結論になってます。

ちなみに、ここでいう「赤身の肉」ってのは赤身肉のことじゃなくて、牛肉や羊肉をあらわす欧米流の分類法です。

赤身の肉が悪いという評判の中、「肉は悪くなくて、一部の肉が悪いだけである」という実験(ソース)が出ています。

週に500gの肉は体に悪いのか?

これはパデュー大学の実験で、41人の肥満男性を対象にしたもの(BMIは25〜37)です。

実験の内容は、まずはみんなに「地中海式ダイエット」(1960年代にギリシャやイタリアで行われていた食事法)を5週間ほど続けてもらい、その際に全体を2つのグループにわけました。 続きを読む

歯磨きは心臓にいい!

歯磨きは心臓にいい!

歯磨きは脳機能を保つためにも大事!なんて話もありますが、今度は「歯磨きで心疾患リスクが下がる!」みたいな観察研究(ソース)が韓国から出ています。

どんな研究かというと、

40〜79歳の男女16万1286人を集め、普段どれぐらいのペースで歯を磨いているかをチェックし、10年にわたって追跡調査を行い、心疾患の発症率とくらべました。

因果関係がはっきりするタイプの研究じゃないものの、サンプルサイズは多いので参考になるかと思います。

で、結果としてこんな傾向が認められました。

1日に3回以上の歯磨きをする人は、不整脈リスクが10%下がり、心不全リスクが12%下がる傾向があった。 続きを読む