コロナ禍で時間の感覚が変わった、進み方が遅くなった気がする?!

コロナ禍で時間の感覚が変わった。進み方が遅くなった気がする」って感じたりすることはありますか?

2020年のイギリスのデータによると(ソース)、「コロナ禍で時間の進み方が変わった!」という結論を出しています。

研究の内容は、

  1. ロックダウン中のイギリス人604人に協力を願う
  2. ロックダウン中の時間の認識を尋ねる

みたいな非常にシンプルな調査です。

結果はと言うと、

  • 約40%の人がロックダウン中に時間の経過が早くなったと感じた
  • 別の約40%の人はロックダウン中に時間の経過が遅くなったと感じた

ってことで、実に全体の80%がコロナ禍によって時間の感覚に変化が生じてたようで、想像以上に多いです。

では、具体的にどんな人は時間が早くなりやすいかと言うと、

  • 若い人たちは、ロックダウン中に時間が加速する傾向があった
  • なかでも、忙しく働いている人、自分の社交レベルに満足している人、ストレスレベルが低い人ほど、時間の流れが早い傾向があった
  • 内向的で、そもそも社会的な交流を必要としない人も、時間が早く過ぎる傾向があった

という感じだったそうです。

どうもコロナ禍で時間が早くなったのは、ふだんの自分で社会的に満足できてるという良いサインなのかもしれないですね。

逆にどんな人は時間が遅くなりやすいのかと言うと、

  • 年齢が高い人は、ロックダウン中に時間が遅くなる傾向があった
  • 現在の社会的交流のレベルに満足していない人も、時間がスローになる傾向があった
  • ストレスが高く、仕事の負荷が低い人も、時間がスローになる傾向があった

だったそうです。

研究チームによれば、

” ポジティブな感情と覚醒度の高さは、どちらも時間がより速くすぎていくような感覚と関係がある。

しかし、ネガティブな感情(悲しみ)と覚醒度の低さは、通常よりもゆっくりとした時間の流れと関連する。

たとえば、うつ病の人は、うつ病の症状のあいだに、時間の経過が通常よりも遅くなったと報告することが多い。

退屈もまた、実験室や実世界の様々な研究において、時間の経過の遅さと一貫して関係がある。”

とのことです。

以上のことから、コロナ禍だろうがポジティブで忙しい人は時間が過ぎるし、自粛やロックダウンでストレスを覚える人は時間が遅くなるのではないか?という感じです。

もし自粛やソーシャルディスタンスの影響で時間の流れが変わった人がいたら、自分の感情やストレスレベルをチェックしてみるのもいいかもしれません。

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