高齢者は働くことで老けることを防げる!

マギル大学の神経学者ダニエル・レヴィティン博士が書いた「サクセスフルエイジング」によると、

定年で仕事をやめるなんてとんでもない!それだと老けてしまう!」という考え方を強調しています。

この本は、「健康で長生きする方法」をまとめたもので、著者のダニエル・レヴィティン博士は、「武器化する嘘」や「音楽好きな脳」で有名な神経科学の先生です。

具体的には以下のアドバイスをしています。

理想的な引退年齢などない

若くいるためには、体が不自由になっても、仕事やボランティアを続けるのが一番である。

目的がない時間が多すぎると不幸な感覚が高まるため、つねに忙しくしているのが大事になる。

といっても、つまらないことで忙しくしてても脳は刺激を受けないので、意味のある活動をすべし。

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友人に愚痴をこぼすと、逆に不満が増してしまう!?

なにか嫌なことがあった時に、誰かに愚痴をこぼして発散する人は多いでしょうが、それは逆効果ではないのか?というデータ(ソース)があります。

これは2018年のアリゾナ州立大学の研究で、

  1. 170人のバス運転手を集める
  2. みんなに「上司への不満をどのように友人に愚痴を言ってますか?」と尋ねる
  3. 参加者が友人に愚痴をぶつけた後で、気分が改善したか悪化したかを調べる

という調査をしたところ、結果は以下のようになりました。

  • 「それはひどいですね」「君の言うとおりですよ」のように、受け身で愚痴を聞いてくれる同僚に不満をこぼすと、その後で上司に対する怒りがアップし、仕事をさぼるようになった
  • 研究者が上司を追跡調査したところ、上司の側も「受け身の同僚に愚痴をこぼした社員は、仕事の手を抜いている」ってところに気づいていた

ってことで、こちらの話をただ聞いてくれる相手に愚痴をこぼすと、その後で仕事の不満や怒りが増してしまうというまさに逆効果になってしまう結果でした。

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130億ドルを稼ぐ企業の社長の時間の使い方とは?

ここ数年優秀な社長はどんな人なのかという点を調べる研究が多いようです。

など報告があります。

優秀なリーダーには一定の共通点があるみたいですね。

2018年にHBRに出た研究(ソース)は、「すごい社長はどんな時間の使い方をしてるのか?」という点を調べています。

これはハーバード大学の研究で、27人のCEOが対象で、男性が25人で女性が2人となっています。

すべて貿易系の会社のトップで、平均で年に130億ドルぐらいの収益がある企業を選んでいます。

研究ではCEOのアシスタントに協力を頼み、全員の1日の行動を15分刻みで記録し、それを12年ほど続けて60000時間のデータを集めたというかなりの労作です。

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やる気と作業効率アップに激しく効くメタ認知とは?

メタ認知は「自分の思考についての思考」のことで、自分の状態をモニタリングしたり、現状を評価したりといった時に使う能力のことです。

つまり、メタ認知が低いと、なにが現在の問題なのかすらわからないので、まともな計画が立てられず、ひたすら泥のなかでもがき続けるようなっちゃうわけです。

2012年にでた「学生のメタ認知を育てよう!」という論文(ソース)は、学校の先生が生徒のメタ認知を育てる方法をまとめたレビューですが、大人にも十分使える内容かと思います。

メタ的に問題に取り組む4つのステップ

具体的には、まず以下の4つのステップで問題に取り組むのが基本になります。

  • ステップ1.事前評価:「新しいことを学ぶにあたって、自分はすでにこのトピックについて何を知っているだろう?」という質問で、自分の「現在の思考」を深掘りするように働きかけます。
  • ステップ2.混乱ポイント:「今日学んだことのなかで、もっとも自分にとって意味不明だった点はどこだろう?」」といった質問で、「何がわからないのかがわからない!」状態を抜け出します。
  • ステップ3.「事前評価」の評価:事前評価の段階と現在で、自分の考え方がどう変わったかを深掘りする。「このテキストを学ぶ前は◯◯だと思ってたけど、いまは◯◯だと思っている」「自分の考え方の、このポイントが変化した」みたいな感じになります。
  • ステップ4.思考の記録:ステップ1〜3までを記録に残しておく。「自分がテストのために準備したことは◯◯で、次には何をすべきかを考えた。事前の準備でうまくいったのは◯◯で、次に変えるべきポイントは?」みたいな感じです。

このガイドラインは役に立ちそうです。

新たな仕事に取り組むときに使ってもいいですし、1冊の本を読むときに実践しても理解レベルがアップしそうです。

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