有害物質を吸って空気清浄するNASAおすすめの観葉食物10選

観葉植物や家庭菜園は心と体に良いという記事は以前書いてきました。

引きこもりのためのバイオフィリア対策

  • 良いアイデアが浮かびやすくなる
  • 疲労・頭痛・肌の乾燥が改善する
  • 病気にかかる確率が減る
  • メンタルヘルスが改善する

などのメリットがあります。参考になるのが、1989年にNASAが行った「クリーンエア研究」(ソース)です。一部の観葉植物には、ベンゼンやホルムアルデヒドという有機化合物を吸い込む働きがあって、とくに「どの植物の清浄効果がすごいのか?」ということを調べた実験です。

で、NASAが選んだ、お部屋の空気を綺麗にしてくれる植物は以下のとおりです。中にはお花も含まれています。

1.スパティフィラム -Peace lily

耐陰性のある植物で、ベンゼンとトリクロロエチレンの両方を吸収してくれます。水分を好むので、土が乾いたら水をあげると良いです。アメリカではよくスーパーでも売られている一般的な植物です。シュウ酸カルシウムが含まれているので猫や小さい子どもがいると、注意が必要です。

2.ポトス

ホルムアルデヒドを吸い込む効果が認められています。詳しくない人でも知っているとてもポピュラーな植物で、色があざやかなレモンライム色や斑の入った葉もあるのでインテリア的にもおすすめです。そして、水やりも乾いたらあげるというとても簡単です。

3.イングリッシュ アイビー

ホルムアルデヒドを取り除くのに有効で、直射光でも日陰でも普通に育ちます。ただ乾燥しすぎると、害虫がでるのと、毒性があるのでペットや小さな子供には要注意です。

4.菊

これは、鉢植えでもよく売られている誰もが知ってる花ですね。ベンゼンとホルムアルデヒドを取り除いてくれます。

5.ガーベラ

切り花としてたまに買います。これは、ベンゼンとトリクロロエチレンの両方を吸収してくれます。

6.サンセベリア -Snake plant

夏の暑い時期をのぞいたら、ほぼ水やりしなくても元気にしているメインテナンスがかからない植物です。夜も酸素を作ってくれるし、ホルムアルデヒドをを取り除いてくれるすぐれた植物です。種類も多く、できるだけ大きめなものを寝室に置くのがおすすめです。

7.チャメドレア - Bamboo Palm

ホルムアルデヒドを取り除いてくれます。

直射日光を避けた明るめの場所で、水分をや湿度を好むので、やりすぎないように水やりを管理する必要があります。見た目は南国なので、インテリアを南国風にしたい人におすすめです。

8.つつじ

これもポピュラーな花で、5月ごろには多くの鉢植えを見かけますね。ホルムアルデヒドを取り除いてくれる優れものです。春に鉢植えを部屋に飾って楽しむには良い植物です。

9.ドラセナ

種類が多く、NASAの実験で使われたのは、
ドラセナ・マジナータ


ドラセナ・ワーネッキー


ドラセナ・マッサンゲアナ(幸福の木)


ジャネット・クレイグ


で、ベンゼンとトリクロロエチレンの両方を吸収してくれます。
直射日光を避けた明るめの場所で水は乾いたらたっぷりと上げるようにすれば大丈夫です。

成長は遅いですが、斑の入った葉も多く、多くの種類から好みのものを選ぶと良いです。

大きさも小さいものから木まで様々です。

10.オリヅルラン -Spider plant

丈夫で育てやすいことで知られる定番の観葉植物ですね。

子株から増やすのも簡単なので、沢山増やして部屋に置いておくと良いです。

日差しはある方が成長しますが、耐陰性もあります。

ホルムアルデヒドをフィルタリングしてくれます。

以上、NASAがお勧めする「空気を清浄化してくれる観葉植物」でした。NASAによれば、観葉植物の空気清浄効果を高めるには、

およそ10平方メートルごとに1個の鉢植えを置く
鉢植えのサイズは直径が15㎝から20㎝にする

と良いとのことです。

個人的に好きなものは、ポトス、サンセベリア、ドラセナ、スパティフィラムがケアも簡単で初心者でもお勧めだと思います。

おすすめの観葉植物とお手入れ法

以前記事にしたように室内に観葉植物を置くと
部屋の湿度の調整
空気清浄
健康改善
集中力を高めてくれるなどのメリットがあります。

観葉植物の5つの効果

さらに、お部屋のインテリアとしても観葉植物を置くだけで部屋の雰囲気が一気に上がります。それで今日はどんな観葉植物をどこに置いたらいいか、その手入れ法を説明します。

お勧めの観葉植物

ポトス

ポトスはサトイモ科の観葉植物で、水耕栽培で簡単に増やせます。また、つる性の観葉植物なので吊るして飾るとおしゃれな雰囲気になります。

よく出回っているのはゴールデンポトスで、黄色と緑が混ざった葉がとてもきれいです。

直射日光を避けた明るい場所に置くとどんどん育ちますが、耐陰性もあるので窓から遠い場所でも環境に対応してくれます。

水やりは完璧に乾いてからたっぷり上げるのがいいです。夏場日当たりの良いところだと、1週間から10日に一度、冬場になれば、2-3週間に一度ぐらいで十分です。

サンセベリア

 

キジカクシ科サンスベリア属に分類される熱帯アフリカが原産の観葉植物で、乾燥に強いく、アメリカではその形状からスネイクプラントと呼ばれています。

水やりは完璧に乾いてからあげるとよいですが、水をあげすぎると根枯れするので、忘れたころにあげても大丈夫です。

日当たりの良いところに置くとゆっくりですが成長していきますが、窓から離れた場所でも十分対応できます。

夜も光合成を行って酸素を排出してくれるので、寝室に置くのがおすすめです。

ドラセナ

種類が豊富で、細く長い葉が少しカールするように垂れ下がったものや、上の写真のようにやや太い葉が中心からたくさん出ている形状が特徴です。

これも乾燥に強く、水やりは完璧に乾いてからで、あげすぎに注意が必要です。

これも直射日光を避けた日当たりの良い所でゆっくりと成長していきますが、耐陰性があるので部屋のやや暗い場所でも大丈夫です。

モンステラ

よく出回っているモンステラは、モンステラ・デリシオーサと言って葉が大きくて切れ目もある、インテリアにも人気のある観葉植物です。

他にはモンステラアドソニアイと言って葉が小ぶりで薄くやはりチーズのように切れ目が入っているのも見かけます。これはポトスのようにつる性です。

モンステラはその形状からアメリカではスイスチーズプラントとも呼ばれます。

直射日光を避けた明るい室内で管理します。サトイモ科の観葉植物なので、耐陰性がありますが、日当たりが良いとどんどん生育します。

これも土が乾いたらたっぷりとお水をあげると良いです。

霧吹きで葉にお水をあげると病害虫予防になります。

フィロデンドロン

サトイモ科熱帯性植物の一部を総称してフィロデンドロンと呼ばれています。種類が多く、茎が伸びて大きな葉をつけるモンステラのようなものもあれば、ポトスに似たつる性のものもあります。部屋の大きさや場所に応じて選ぶといいと思います。

 

私が持ってるのは、セロームと呼ばれる切れ込みが入った大きい葉と突起の生えた幹が特徴のものです。午後にはよく日が当たる寝室に置いていて元気に育っています。水は完璧に乾いてからたっぷりと上げています。

あと、つる性のものでブラジルも持っています。(オキシカルジュウム)

これもほぼポトスと同じような感じで日当たりの良い場所ですくすく育っています。水やりはやはり完璧に乾いてからあげるのが良いようです。

サーキュラント(多肉植物)

サボテンファミリーで、トゲの無い、多肉植物と言われているものです。

サボテン同様直射日光を好み、ほぼ水をあげてなくても問題ないので、手入れするのが面倒な人向きです。

それでもたまに水をあげたりしていると、ゆっくりとですが成長していきます。夏場はベランダや庭に日のあたるところに置いておくといいと思います。

冬は室内の日の当たる窓際に置いておくといいでしょう。葉がちょっとしわしわな感じがしたら水をたっぷりと水をあげます。

エアープラント

エアープラントは空中の水分に依存し、そのため土や根を必要とせず葉から雨や空気中の水分を吸収する着生植物です。

土は全くいりませんしケアが簡単なのでとても人気があります。直射日光を避けた日当たりのいいところであれば吊り下げるワイヤーやホルダーにいれて飾るとかわいいです。

水やりは種類によって少し異なりますが、白っぽいものは乾燥に強いので、週に一度ほど水をはったボウルに数分つけるだけで大丈夫です。

あるいは霧吹きで週2,3回するのも良いです。

注意点は水をあげた後さかさまにして良く振って水気を完全にとることです。水がたまったままだと枯れる原因になります。

手入れ法

日光

まずお部屋の窓からどれくらい日が当たるのか確認してから観葉植物を選ぶことが大切です。

北向きの部屋なのに日光を多く必要とする植物だと上手く育たないことになります。

ドラセナやサンセベリアは耐陰性があるので北向きの部屋でも十分大丈夫です。それでもできるだけ日当たりの良い窓側に置くのがおすすめです。

耐陰性があると言っても植物なので日光は必要です。

上記のおすすめにはあげていませんが、比較的暗くても大丈夫なカラテア(Calathea)は北向きのお部屋でも大丈夫です。ですが、この観葉植物は高い湿度とミネラルの入ってない水を好むので手入れはやや難しいです。

水やり

水やりは土が乾いてからたっぷりとが基本ですが、上記のカラテアは完璧に乾燥することを嫌うのでそうなる前に水をあげる必要があります。

観葉植物を枯らしてしまう一番の原因は水のあげすぎなので、あげすぎるよりはあげなさすぎる方が良いと言えます。

肥料

肥料は春から夏にかけて植物が成長している時に、2週間から3週間に一度水やりをしたときに液体肥料をあげるとさらに成長が促されます。

観葉植物が弱ってるときや冬場は肥料は控えます。

以上、お勧めの観葉植物と簡単なお手入れについて説明しました。

まだ他にもポットの入れ替えや枯れた葉の切り取りなどありますが、お勧めのものは本当に手がかからないので試しに買ってみるはありだと思います。

部屋が雰囲気よくなるし、空気もよくなるといいことばかりです。

引きこもりのためのバイオフィリア対策

バイオフィリアは「人間や動物は自然を先天的に好む性質をもっているのではないか?」という仮説で、アメリカの社会生物学者エドワード.O.ウィルソンによって80年代に提唱されました。

その性質を生かして自然に触れることで生産性の向上、ストレス解消などの効果が得られます。

在宅勤務していて、疲れた時ふと周りの観葉植物を見るとほっとしたりするのもその効果と言えますね。

感覚的にも納得しやすい話ですが、実際様々な研究でも証明されていて、自然の風景を見るだけでも病気の回復力が高くなるという論文や(ソース)、肥満や精神病にも効果が高い結果が出ている研究もあります(ソース)。

また、この現象は、太陽の重要さ(太陽のブルーライトが体内時計を調節してくれる)にも当てはまり、ブルーライトや電子機器で体内時計のリズムが狂うと、睡眠が足りなくなってどんどん太りやすくなってしまいます(午後スマホを使うと太りやすくなる)。

特にここ十数年は「自然欠如障害」という言葉もあって(ソース)、動植物と触れ合う時間が少ない子どもほど、ADHDや多動症、うつ病にかかりやすいそうです。

というわけで、今まさに新型コロナウィルスのせいで家いることが多い中、対策を講じていかねばなりません。具体的には、

  1. 観葉植物&家庭菜園:先日デスクに観葉植物を置くだけで、15%も良いアイデアが浮かびやすいという記事を書きましたが、ほかにも「疲労・頭痛・肌の乾燥が改善する」「病気にかかる確率が減る」「メンタルが改善する(ソース)」「空気中の化学物質を清浄する(ソース)」など観葉植物に関するデータが多くそろっています。デスクのうえに鉢植えを置くだけでも、かなりバイオフィリアは満たされるようなので、簡単だし試さない手はない感じです。

    デスクに観葉植物を置くだけで15%も良いアイディアが浮かぶ!

  2. 外でエクササイズをする:2011年にペニンシュラ大学が行った大規模な調査によると(ソース)、外で行うエクササイズは室内の運動よりも、メンタルに良い影響をあたえることがわかっています。これは、近所の公園で軽くウォーキングをするだけでも違うらしいです。
といった感じなので、中々外へは気軽に出られないご時世ですが、人のいない自然な場所があれば、散歩などするのも良いようです。
そして働いているデスクの上に観葉植物を置くとさらにバイオフィリア効果があると言えます。

デスクに観葉植物を置くだけで15%も良いアイディアが浮かぶ!

以前観葉植物について健康改善や空気清浄効果などについて記事を書きました。

観葉植物や切り花って効果あるの?

今度は、家だけでなくオフィスにも観葉植物をデスクに置くと仕事の生産性が上がる効果について説明したいと思います。

リチャード・ワイズマンの「その科学が成功を決める」という本は、科学的な証拠にもとづいた生産性アップの方法が色々書いてあるのですが、その中で、「オフィスに植物を置け!」というアドバイスがあります。

ワイズマン氏によれば、以前私が記事に書いたように周囲に緑が多い病院に入った患者は病気の治りが早く、窓から緑が見える監獄で暮らす受刑者ほど病気にかかりにくいってデータがあります。

これは主に心理的な効果によるもので、原始時代の人間は植物に囲まれて暮らしていたため、自然と緑色を見ると安心感が起きるように進化したということです。

緑と創造性の関係を調べた研究もあり、テキサスA&M大学の実験では、オフィスに観葉植物を置いただけで、良いアイデアを思いつく確率が15%もアップという結果があります。

難しい問題にも柔軟に取り組めるようになったということです。

置くものは植物じゃなくても大丈夫で、たんに緑のペンや緑のカーテンを部屋にあしらっても創造性は上がるそうです。子供の勉強部屋にも応用できそうですね。

2014年のExeter大学の研究でも同様に職場に観葉植物を置いただけで、生産性が15%も上昇したことが確認されています。(ソース

研究者であるナイト博士によれば、1㎡につき1つの観葉植物を置いただけで記憶力がよくなり基本的なテストの成績が良くなったとのことです。

他にも、観葉植物の効果を調べた研究はいろいろあって、

オフィスに観葉植物を置いたら、従業員の疲労・ストレス・頭痛・咳・肌の乾燥が改善した。(ソース)

オフィスに観葉植物を置くほど、従業員が病気にかかる確率が減った。(ソース)

などです。

オフィス、デスク周りに観葉植物を置くと、植物が水分を空気中に出してくれるのでオフィスの乾燥が和らいだり、もちろん光合成によって酸素を作ってくれるので、頭痛などに効くのではないかと思います。

太陽の光だけでなく照明でも問題なく育ってくれる観葉植物がおすすめです。例えば、

ドラセナ

幸福の木と呼ばれ、種類も様々で小さいものから大きな木のようなものまであります。比較的暗くても十分生きてくれ、水やりも土が完璧に乾いてからあげると良いので、手入れが簡単です。

ポトス

有名なのでよく知っている人も多いですね。これもまた水やり、光と難しくないので、オフィスに向いています。葉に模様が入った綺麗なものや明るい緑色のものなど種類も豊富です。

サンセベリア

アメリカではその形状からスネークプラントとも呼ばれています。水やり、光最小限で済むのでとても簡単な観葉植物です。先日書いたように、夜も酸素を排出し続けるので寝室にも向いています。

フィロデンドロン

フィロデンドロンもまた種類が多いのですが、モンステラのように茎が四方に伸びるタイプの植物です。光はややある方が生育しますが、少なくても十分生きてくれます。水やりなども乾いたらやると良いので手入れも簡単なのでオフィスにも向いています。

今は自宅でお仕事している人も多いので、観葉植物も置きやすいですね。

ちなみに私はダイニングテーブルで仕事しているので、その日の気分で置いてます。

今日はフィロデンドロンのブラジルというポトスっぽい植物です。これも手入れは簡単で、葉に濃い緑と明るい緑が入っていてとてもきれいです。

是非皆さんもデスク周りに観葉植物を置いてみてはどうですか?