会社組織で仕事している以上、上司とはなるべくいい関係でいたいですよね。
どんな上司でもこういう部下にはパワハラしてしまいたくなる要因があります。
それは部下に能力があって冷淡な愛想のない態度を取ることです。
ブリティッシュコロンビア大学の2018年の研究では自尊心レベルと部下への嫉妬心、上司からパワハラを受けたことがあるかどうか等を調査しました。
その結果、部下が優秀であることへの嫉妬心は自分も頑張らなければという自己鼓舞は起こってもその部下へハラスメントをしてしまう単独の理由にはならなかったそうです。
ただし、有能な部下が冷たい態度、愛想のない態度を取るとパワハラしてしまう要因になります。
有能で冷淡な部下へハラスメントしてしまう確率が2倍になってしまった結果がでています。
パワハラとは、公衆の面前で非難したり、仲間はずれしたり、面倒な仕事を振ったりするような行為です。
↓の本は企業で生き残っていく為のコミュニケーション術について説明してあるので上司への接し方として役に立つと思います。
もしあなたがとても有能で上司よりも仕事が出来てしまったりする場合、決して上司をバカにするような態度や愛想のない行動を取らないことが肝心です。
積極的に愛想振りまく必要はないですが、普通に接する(表面上愛想よい程度)とかうまく甘え上手になることが重要です。
あまり直接的におだてると露骨すぎて警戒される可能性があるので、
「罪悪フレーミング」」というテクニックを使うと効果的です。
罪悪感をもっていると装いながら相手(上司、先輩)を褒めることです。
前置きに、これを言うと気分害するかもしれませんが、とか言ってからその後に誉め言葉を続けると普通に誉め言葉だけを言うよりも相手の心に響く効果があります。
会社組織で生きていくのはやはり大変ですが、上司とのコミュニケーションをうまくとることがハラスメントを受けないために重要です。
必要以上に愛想よくはしなくても普通に愛想よくしたり、時には罪悪フレーミングのテクニックを使うこともありだと思います。