Lテアニンは睡眠効果だけにとどまらない!

テアニンは緑茶などに含まれていて、昔から気持ちを落ち着ける効果で有名です。

2004年の研究では、ベッドに入る1時間前にテアニン200mgを飲んでもらったら、起き抜けのスッキリ感が上がった (ソース)などの報告があります。

研究者によれば、

いくつかの実験データは、テアニンには大脳皮質のアルファ波を有意に増やす効果を示している。

その結果、テアニンを飲んだ者は眠気を感じることなくリラックス効果が得られる。

とのことです。

テアニンには、ストレスホルモンであるノルエピネフリンやコルチゾールを減らして、血圧まで下げてくれるらしいです。

テアニンと睡眠の関係については2011年の実験(ソース)も有名で、97人の男性に1日400mgを飲んでもらったら、やはり睡眠効率(横になってる時間と実際の睡眠時間の割合)が改善したとのことです。

用法としては、1回50㎎から400mgのテアニンを寝る30分から60分前に飲めば大丈夫です。

たいていの研究では200mgで良い成果が出ているで、まずはこれぐらいから始めてみるのが良いと思います。

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水を飲むと注意力と記憶力が増す!

2017年の水で頭が良くなるという実験研究があり、面白い結果になっています(ソース)。

これは114人の男女を対象にした実験で、水分の摂取が脳の機能に与える影響をチェックしたものです。

水分が足りないと脳の働きが悪くなると考えられてますが、この研究は、とくにのどが渇いてないときに水を飲んだらどうなるか?ということを調べています。

最大で注意力が23%もアップ

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デスクに観葉植物を置くだけで15%も良いアイディアが浮かぶ!

以前観葉植物について健康改善や空気清浄効果などについて記事を書きました。

観葉植物や切り花って効果あるの?

今度は、家だけでなくオフィスにも観葉植物をデスクに置くと仕事の生産性が上がる効果について説明したいと思います。

リチャード・ワイズマンの「その科学が成功を決める」という本は、科学的な証拠にもとづいた生産性アップの方法が色々書いてあるのですが、その中で、「オフィスに植物を置け!」というアドバイスがあります。

ワイズマン氏によれば、以前私が記事に書いたように周囲に緑が多い病院に入った患者は病気の治りが早く、窓から緑が見える監獄で暮らす受刑者ほど病気にかかりにくいってデータがあります。

これは主に心理的な効果によるもので、原始時代の人間は植物に囲まれて暮らしていたため、自然と緑色を見ると安心感が起きるように進化したということです。

緑と創造性の関係を調べた研究もあり、テキサスA&M大学の実験では、オフィスに観葉植物を置いただけで、良いアイデアを思いつく確率が15%もアップという結果があります。

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アボカドで集中力が上がる!

アボカドで集中力が上がるかも」というおもしろい論文(ソース)があります。これは太りぎみな人を対象にした実験で、

研究チームによれば、

” 過去の研究では、太りぎみな人たちは、高齢になるほど認知低下と認知症のリスクが高まることがわかっている。

そのため、この研究では、食事療法を使って特に中年期の脳の健康が改善するかを調べるのが目的である。”

人間の脳は体重が増えるとどうしても脳機能が落ちていくので(ソース)、その対策としては、やはり痩せなきゃいけないのが一番です。

ですが、次善の策として「食事を変えてもある程度まで脳機能は保てるのでは?」と考えたわけです。

これはイリノイ大学の研究で、肥満の男女84人を集めて、チームが用意した食事を12週間ほど続けて食べるように指示しました。

その際、全員が口にした食事のカロリーと三大栄養素のバランスは同じなのですがが、ひとつだけ違うポイントは、

メニューに新鮮なアボカドが含まれているかどうか

でした。

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