Lテアニンは睡眠効果だけにとどまらない!

テアニンは緑茶などに含まれていて、昔から気持ちを落ち着ける効果で有名です。

2004年の研究では、ベッドに入る1時間前にテアニン200mgを飲んでもらったら、起き抜けのスッキリ感が上がった (ソース)などの報告があります。

研究者によれば、

いくつかの実験データは、テアニンには大脳皮質のアルファ波を有意に増やす効果を示している。

その結果、テアニンを飲んだ者は眠気を感じることなくリラックス効果が得られる。

とのことです。

テアニンには、ストレスホルモンであるノルエピネフリンやコルチゾールを減らして、血圧まで下げてくれるらしいです。

テアニンと睡眠の関係については2011年の実験(ソース)も有名で、97人の男性に1日400mgを飲んでもらったら、やはり睡眠効率(横になってる時間と実際の睡眠時間の割合)が改善したとのことです。

用法としては、1回50㎎から400mgのテアニンを寝る30分から60分前に飲めば大丈夫です。

たいていの研究では200mgで良い成果が出ているで、まずはこれぐらいから始めてみるのが良いと思います。

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2016年のレビュー論文(ソース)によると、高容量のカフェインとテアニンの組み合わせは、集中力の機能に著しい効果を持っているというデータもあります。

これはペラデニア大学の実験で、20人の男性を対象にしています。全員に対して以下の4パターンのドリンクを飲んでもらい、それぞれが集中力にあたえる影響をみました。

  1. 200mgのテアニン
  2. 160mgのカフェイン
  3. テアニンとカフェイン
  4. 一杯の紅茶を飲む
  5. ただの水を飲む

参加者の認知機能や反応速度で集中力を計測して、その結果は、

  • テアニン:集中力が6%アップ
  • カフェイン:集中力が6%アップ
  • テアニン+カフェイン:集中力が10%アップ
  • お茶:集中力が2%アップ
  • 水:変化なし

ということになっています。

テアニンとカフェインで10%アップというのは、すごい良い成果じゃないでしょうか。

さらにL テアニンには、カフェインの脂肪燃焼効果を助ける作用があることが知られています(ソース)。

カフェインには、脂肪を燃やす効果もかなり正確に実証されていて(ソース1,ソース2,ソース3)います。

カフェインには産熱作用があり、飲むとすぐに身体の代謝をあげてるとともに、飲み続けると脂肪を分解する効果も出てくる優れたものです。

Lテアニンと併用することで、さらにカフェインの脂肪燃焼効果が期待できるということですね。

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