ググってみると、出てきますね。2200万を4年で使い果たした、3000万を5年で使った、2000万の使い方失敗してしまった。。色々ありすぎて読んでるだけで時間がかかります。
1.大金が口座に振り込まれて気が大きくなり旅行とかに使ってしまう。
2.銀行や証券会社からの営業で手数料の高い投資信託をして失敗する。
3.退職金を全て株投資(しかも一社)に投資して失敗する。
4.投資は危険だからと何もしないまま目減りしてしまう。
5.不動産投資で失敗する。
どうして失敗してしまうの?
退職金をもらい引退すると言えば60歳代ですよね。私が思うには投資への知識と経験値が圧倒的に低すぎるからじゃないでしょうか?
先日アメリカ人の投資に対する感覚について書きましたが、不動産にせよ、株にせよ若い時から経験をしている人は多いです。
もちろん私も含め失敗も一杯しています。
働いているときに失敗しても、またお金を貯めて投資ができる時間があります。
投資というのは普通にやってることなので特別なことではないのです。
まず知識を得る、実践する。失敗するとあの時損切りもせず持っていたのが良くなかった(<–私です)とか買ったタイミングが悪かった、銘柄が良くなかったとか人に勧められて買ったけどダメだった、色々あります。失敗したら反省し、それを活かすことができる時間があります。
投資はあくまでも長期的にするものであると思います。短期で売ったり買ったりして利益を稼げるのはプロの仕事です。
才能があってそれができる人もいるかもですが、私のような普通の人間にはほぼ無理です。↓の本はアメリカの投資信託へ積立て投資が勧められていて分かりやすいです。
株に投資するにせよ、投資信託に投資するにせよ、長期期間少しずつ買っていくことで高い時期に買ったり、安い時期に買えたりコストのバランスが取れていきます。
そしてよっぽどのことがない限り、アメリカ株に関して言えば上がっていきます。
ダウ平均だってもう高すぎと思って見ているのですが、まだ上がっていますよね。
もちろん何かの原因で大幅に下げることもあると思います(そういう時が買い時)が、結局しばらくするとまた上がっていきます。
過去のダウ平均株価
退職金を手にしてから投資するのでなく、それまでの何十年間こつこつと貯金するように投資していけば、大きな失敗も少なくて済むはずです。
そして投資することを早くから経験しておくと、退職金全額を一社の株に投資なんてばかげたことはしないと思います。
株を買うにせよ、投資信託にせよ、一種類ということはあり得ないことで、普通に投資の本に書いてある事柄なのに、投資の基本を無視してしまうのは、やはり知識不足、経験不足のせいでしょう。
日本ではお金のことを話すのはタブー的なこともあるのがいまだに不思議です。
お金を管理すること、そして貯まったお金から非常用の貯金等を除きある一定の金額を投資に回すのが普通の感覚になってきたらいいと思います。
そして親から子供にお金のことを教えられるようになったら素晴らしいです。
投資は特別でもないし、普通のことです。短期でなく長期(10年以上)で考えましょう。
ウォーレンバフェットは成長する会社の株を長期的に保有する方法を説明しています。
つまらない会社の株を長期持っていても上がるかどうかは分かりませんが、将来何十年も成長している会社の株を長期保有するとその価値は驚くほどになると思います。