糖質制限しても痩せないし体に良くない!

糖質を制限するダイエットをしても同じカロリーで糖質も食べるダイエットと比べても体重は減らないし、普通に摂取カロリーを制限することと大差はありません。

糖質制限し、ブドウ糖が足りない状態をつくって体内のケトン体をエネルギー源にするスポーツ選手のダイエットはエネルギーの効率は良くなるけどパフォーマンスは上がらないという研究結果もあります。(ソース)

ケトン体(脂肪が燃えた後に肝臓で作られる)は良いエネルギー源にはなるけれど、酵素の利用効率が悪くなって運動が長引くと辛くなるのでパフォーマンスは上がらないということですね。

運動の後の糖質は必要です。

もし運動した後糖質をカットしておくと、免疫力が落ちて風邪などひきやすくなってしまいます。(ソース

この研究によるとエクササイズは体に与えるストレスの一種なので、運動が激しくなると体が受けるストレスも増加し免疫細胞が血中から肺へ移動してストレスに立ち向かうということになります。 続きを読む

マグネシウムは色々効用がある重要なミネラル

マグネシウムは約300種類の酵素(体内の化学反応を助ける物質)の働きを保つのに必要な栄養素です。

体内の代謝作用全般に重要な役割を果たしてます。

神経の機能や筋肉の収縮、ホルモンの分泌、体温調節なども左右しています。

マグネシウムの主な効用は、
1.偏頭痛の軽減。
2.血圧の改善。
3.血管のダメージに効く
4.メンタルの改善
5.寝つきの悪さの改善

1.偏頭痛の軽減。

イタリアやイギリスの研究者たちによって2048件の研究概要、 16件のメタ分析 そして 55件の独立した研究結果から分析された結果は、偏頭痛の強さとその頻度が減少するということです(ソース)。

2.血圧の改善。

さらに同様のメタ分析から最低血圧の改善に多く結果が見られ、最高血圧に関しても悪くない結果が出ています。低血圧の人におすすめということです。 続きを読む

酒は体によくないでも、ワインはいいの?

深酒についての研究があります(ソース)

深酒とは女性ならグラス4杯以上、男性なら5杯以上という前提です。

深酒に対する脳への影響は、

1.深酒をすると最大で1日を超えても脳の機能は低下し続ける。
2.この脳の機能低下、集中力、記憶力、反応時間の低下は血中からアルコールが消えても続く。

とあります。

アルコール分解には大量の水が必要なので体内から水分が失われ、脳が脱水状態になり脳膜が縮んで機能が低下します。

さらに体内から水分を出すため、脳に必要なマグネシウムやカリウムも失われます。

いいこと何もないですね。

私の大好きなワインはどうなのでしょうか?

1.ワインが寿命を延ばす。

25万人を追っかけて対象にした2000年の観察研究(ソース)によれば、

1日グラス2杯くらいの適度なワインの飲酒は、ビールや蒸留酒を飲む人よりも全死亡率がさがっていたという結果があります。

ワインに含まれるポリフェノールの影響で心疾患やガンの発症率が下がるようです。 続きを読む

脳が30歳も若返る方法とは?

カリフォルニア大学の研究で(ソース58歳から86歳の健康で認知機能にも問題のない男女42人を対象に実験をしました。

実験は被験者半分はスペイン語クラス、絵画クラス、iPadクラス、作曲クラスの内同時に3つのクラスに参加してもらい、全てのクラスを15週間続けた後に認知機能を計測しました。

それぞれクラスは1回2時間の長さで週3回のペースで行い、普通に講義を受けた後課題を与えられたり、グループで課題をやったそうです。大学のクラスみたいなものでしょうか。

教師として選ばれた人は55歳からスペイン語を習ったとか、60過ぎてから絵画を学び始めた人達のように人生の後半から新しいスキルを身につけて人に教えられるようになった人達です。

参加した被験者も年齢が近いとやる気になりますね。 続きを読む