マグネシウムは色々効用がある重要なミネラル

マグネシウムは約300種類の酵素(体内の化学反応を助ける物質)の働きを保つのに必要な栄養素です。

体内の代謝作用全般に重要な役割を果たしてます。

神経の機能や筋肉の収縮、ホルモンの分泌、体温調節なども左右しています。

マグネシウムの主な効用は、
1.偏頭痛の軽減。
2.血圧の改善。
3.血管のダメージに効く
4.メンタルの改善
5.寝つきの悪さの改善

1.偏頭痛の軽減。

イタリアやイギリスの研究者たちによって2048件の研究概要、 16件のメタ分析 そして 55件の独立した研究結果から分析された結果は、偏頭痛の強さとその頻度が減少するということです(ソース)。

2.血圧の改善。

さらに同様のメタ分析から最低血圧の改善に多く結果が見られ、最高血圧に関しても悪くない結果が出ています。低血圧の人におすすめということです。

3.血管のダメージに効く

中高年者(45-70歳)でBMIが25-35(やや肥満)の人を対象にした実験で1つのグループに一日350㎎のクエン酸マグネシウムを3回に分けて飲んで、6か月間続けてもらいました。

結果は、PWV(心臓の拍動が伝わる速度を調べ血管の硬さや老化レベルを測定)の数値が12-13%も改善しました。

3か月ほどでは効果は出なかったので半年は続ける必要はありますが、血管が若返ることが分かりました。

4.メンタルの改善


イランの実験研究で、60人の軽い鬱状態より上の人達を対象にしたものです。(ソース

鬱レベルは色々で気分の浮き沈みが激しい人や専門家の治療が必要な人まで色々な参加者を対象にしてあります。

1日に500㎎の酸化マグネシウムを2回に分けて飲んでもらいました。

2か月後の結果は、実験前より90%も鬱症状が改善されていました。

脳のNMDAという受容体が鬱の人はうまく機能しておらず、マグネシウムがNMDAにたいして効果があるからと考えられてます。

酸化マグネシウムが実験では使用されましたが、吸収のよいクエン酸マグネシウムが良いようです。

5.寝つきの悪さの改善

ベッドに入ってから眠りに入るまでの時間がやたらと長く、特に不安やストレスがないのに寝付けない時、脳がムダに興奮しているか、体内時計がずれてる可能性があります。

そういう時マグネシウムが神経系に働きかけて、脳の動きをスムーズにしてくれて眠りやすくしてくれます。

クエン酸マグネシウムを1日200mgから350mg飲んでみてはどうでしょう。

まとめると

マグネシウムは不足すると大変な重要なミネラルです。

マグネシウムはダークチョコ、アボカド、アーモンド、豆類、豆腐などに含まれているので積極的にとりたいところです。

上記の問題を解消したい場合はサプリで取るのも良いと思います。

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