どうして私達は心配するのでしょうか??
とても心配性な人たちが心配する7つの法則があります。
2.不確かなことを受け入れられない、確信が欲しい。
3.悪い考えは本当に起きることだと考える。
4.自分が誰かということの反映として何か悪いことが起きる。
5.失敗は受け入れられない。
6.何か良くない感情が起こったらすぐに消し去りたい。
7.全て緊急なこととして扱う。
私達って、何かと不安、心配になってしまいますよね。
将来こうなったらどうしようかとまだ起きてもいないのに、未来を悪いように考えてしまうことが、不安、心配ということだと思います。
でも未来は誰にも分かりませんよね。子供がいないと老後ひとりぼっちなるとか、子供がいても孤独で死んでいくかもしれません。
子供がいる、配偶者や恋人がいるということもなんの保障にもならないのですが、なぜか子供がいないとさびしいわね、将来どうするのとか本人も気にしてないことを気にかけてくれる人もいます。
過度に心配、不安である必要はないです。
未来は誰にも分かりません、でも自分がどうありたいかは分かりますよね。
心配したりすることのほとんどは現実には起こらないそうです(シンシナティ大学が調べたデータによると3%の確率)。
たとえ心配したからと言って回避できるわけでもありません。
心理学博士ロバート リーヒの「7つの不安の癒し方」によると、
心配に対する理論を理解し、どういう風に心が動くのかそれぞれの個性がどう影響を与えるのか7つのステップを開発し、どうやって不安に打ち勝ち最初にあげた7つのルールを打ち破るのかのテクニックが書かれています。
こちらは原作です。英語ですが、基本的なことは理解できると思います。
1. まず心配してることが不毛なことなのかそれとも解決可能なのか判断する。
2. 現実を受け入れて変化に対応する。
3. 心配症な考え方に挑戦する。
4. もっと真の恐れに集中する。
5. 失敗を機会に変換させる。
6. 心配するよりも自分の感情を使う。
7. 時間をコントロールする。
1. まず心配してることが不毛なことなのかそれとも解決可能なのか判断する。
心配性な人は心配することがそれを回避できて助けになると考えます。
解決可能な問題かどうか判断できると、つまらないことを心配することから回避できます。
例えば、明日から旅行に行くために地図や旅行情報を準備するのは旅先で迷ったりしないしないかという不安を取り除く生産的な不安を解消する作業です。
が、不毛な心配とは、例えば旅先で事故に遭わないだろうか?とかあるかもしれないけれど恐らくは起こりえない解決不能な心配です。
2. 現実を受け入れて変化に対応する。
心配しているのは実は自分にとって受け入れがたい現実や可能性だからかもしれません。
受け入れたくない現実にたいして心配しているのです。
現実を受け入れるからと言ってその現実に対して何かできないという訳ではないし、あきらめるということでもないです。
現実を変えられるかどうかの前にまずその現実を、そして自分の限界を受け止めることが大切です。
3. 心配症な考え方に挑戦する。
心配性な人はいつも将来に不安があって、失敗したらどうしようとか他の人が失敗したら、負け犬と思ってるとか、ネガティブな考えが浮かんできます。
どうしたらこんな非論理的で極端な不安から解消されてもっとバランスの取れた人生を送れるか方法はあります。
なにがその心配事の原因になってるのか心配事の共通のテーマは何か知ることです。
4. もっと真の恐れに集中する。
心配していると言っても別のことはそうでもないこともありますよね。どうしてでしょう?何か心配の中心になることがあるはずです。
例えば不完全なこと、役に立たない、バカみたい、無責任であることとか。
何が自分を煩わしているストレスの原因となってる核となる考えは何かを知ることがどうして自分は心配するのだろうかということが分かるはずです。
5. 失敗を機会に変換させる。
何かに心配するというのは失敗をしないように準備や回避しようとするための試みです。
失敗することはとにかく避けたい、失敗したら終わりだと考えてしまいます。
でも実際失敗したってそう悪くはならないのです。
失敗への恐れをなくすことが重要である、失敗をうまく受け止めて機会へ転換させることもできます。
6. 心配するよりも自分の感情を使う。
心配するというのは実際不快な感情を避ける為の方法なのです。
不快感を感じるのを恐れてしまうのはちゃんとしてないといけない感情にとらわれてはいけないという思いからきてます。
そういう不快感に支配されるのを恐れるともっと心配症になってしまいます。
そういう感情を無くそう無くそうとするのでなくその感情を経験として受け止め自分の利点として使えるようになることが感情に支配されることから逃れられます。
7. 時間をコントロールする。
何かいつも緊急性を感じていて、いつも全てを知りたいって感じませんか?
どうやってその緊急性を感じることを止められてもっと心配から自由になれるか、が大切です。
日本人はもともと、不安遺伝子を持つ人の割合が他民族より高く、心配性の人がとても多い国であると言われていますが、日本に帰るといつも何かに追われているような感じになります。常にせかせかしているからかかもしれません。
まとめると、
心配しても全くムダっていうことです。
でも心配してしまいますよね。何がその心配する感情を起こさせているのか知ることがムダに心配しなくなることの道だと思います。