コロナウィルスの影響でただでさえ色々なストレスを抱えている人やそうでなくても不安や心配性な人はさらにその不安が増していると思います。
日用品の爆買いに走ったりするのも不安や心配を解消するために行ってるのが理由と考えられています。
無駄な日用品のストックをしたり、結局人込みに行ったりとちょっと考えると非論理的な行動だとわかりますが、不安感ゆえにそういう行動に走るようです。
不安や心配性のタイプ別に、適したサプリの飲み方を取り上げていきたいと思います。
心配性な性格の人の場合
日常生活に支障をきたすレベルではないものの、生まれつき不安傾向が強くて、ストレスがあるとちょっと緊張するタイプの方です。
このレベルの不安感に対しては、アルギニンとリジンの組み合わせから試すと良いと思います。
どちらも必須アミノ酸の一種で、2010年の大規模なリサーチでも不安症に対して大きな成果をあげています。(ソース)
具体的には、1日にアルギニンとリジンをそれぞれ2.5gずつ飲んだら11%も不安感が改善したというデータも(ソース)あって、とくにリジンが足りない人ほど不安感がアップしがちなので、積極的に補給していきたいところです。
飲み方としては、1日に2.5gずつのアルギニンとリジンを摂れば大丈夫です。早い人なら1週間ほどで 効果が出てくるはずです。
慢性的なストレスで不安が大きくなった人の場合
仕事や個人的なストレスがたまった結果、いつも不安につきまとわれてしまうケースです。
これにさらにコロナウィルスの影響でモノがなくなっていく不安感がさらに追加されてしまいますね。
この場合は、体内のマグネシウムが足りてない可能性があるので、まずは1日200〜400mgを2週間は試してみるのがいいかと思います。
マグネシウムは脳の働きに必須の成分で、人によってはこれだけで劇的に不安感がやわらぐと思います。
マグネシウムで改善がみられなかった場合は、さらにアシュワガンダを加えてみるといかもしれません。
ストレス性の不安に対する効果が高いハーブで、1日300〜500mgを飲めとよいです。
それでもだめなら、以前ストレスに良いサプリとして紹介したロディオラをプラスしてみたら良いです。
これまたストレスに効果的なハーブで、1日80〜160mgを飲むと良いかと思います。
全般性不安障害の場合
不安が強すぎて夜も眠れないような状態が半年以上は続いている場合です。
ここまで来ると病院に行くべきですが、サプリが効く場合もあったりします。
具体的には、やはりマグネシウムの補給からスタート。1日200〜400mgを2週間ほど続けてみます。
これで変化がないようだったら、さらに口から飲むタイプのラベンダーオイルを加えていきます。
ラベンダーの効果は有名で、たとえば2012年の実験(ソース’)だと、47名の男女に1日80mgの成分を6週間飲んだら不安障害がしっかり改善したそうです。
ラベンダーサプリとしては「Nature’s Way Calm Aid」が実験で使われたのと同じ成分が入ってるのでお勧めです
。
また、ラベンダーと同じぐらい不安障害に効くのがカヴァです。
2010年の系統的レビューによれば(ソース)、1日300mgを3回にわけて飲むと、全般性不安障害がはっきりと改善したそうです。ラベンダーと同時に使ってみてもいいかもしれません。
以上、不安感や心配を感じていてストレスを感じている人は上記のサプリを試してみてはどうでしょうか?
私は寝る前にマグネシウムを毎日飲んでいて、あと、ラベンダーはハーブティでとったりして、気分を落ち着かせて寝るようにしています。
コロナウィルスのケースが増えるにつれ、そして色々な行事が中止されていく中できるだけ普段通りの生活をしようと心がけています。
まず無駄な爆買いはしない、エクササイズはほぼいつも通り、天気の良い日は犬の散歩も兼ねてできるだけ自然の中を歩くようにしています。
皆さんも心も体も健康にすごしてください。