「野菜とフルーツを食べると2年以内に幸福度があがる!」という論文(ソース)が2016年に出ています。
これはワーウィック大学の研究で、1万2385人のオーストラリア人を食事と幸福度について調査したものとなっています。
2007年から2009年と2009年から2013年の2つの期間にわけて食事の記録をつけてもらい、同時に「人生の満足度」もチェックしました。
で、結果は、
1カップ分の野菜やフルーツを1ユニットとすると、4から5ユニットで15%前後、6から8ユニットで20%前後の人生の満足度を感じているということになっています。
1ユニットは大体下の写真の感じです。
このサイズの野菜かフルーツを1日に8ユニット食べ続けれると、だいたい20%は幸せが増えるというわけです。
研究者によれば、
” 野菜とフルーツには、心理的なメリットも多い。野菜とフルーツを食べると、健康になるよりも早く私たちの幸福感はあがる。”
” 野菜やフルーツで抗がん効果を得るためには、およそ数十年はかかってしまう。それでは、多くの人たちが健康的な食事のモチベーションを保つのは難しい。”
” しかし、それにくらべれば、野菜とフルーツによる心理的なメリットは手早く得られる。”
ということです。
野菜とフルーツは、健康より先にまずメンタルの改善に効くってことですね。
以上のことから、毎日を気分よく過ごしたければ、とりあえず野菜とフルーツを食べるとこから始めるといいってことですね。
8ユニットが多ければ、がとりあえず1ユニットから始めて、3ユニットぐらいは摂りたいところです。3ユニットで1割ほど幸福度があがります。
どうにも気分が優れない人にとっては、瞑想や運動よりも始めやすい解決策かもしれません。