アスピリンって怒りっぽい人に効くらしい。

頭痛薬や解熱剤としてしか思いつかない、アスピリン(同様の効果が得られる、胃にやさしいイブプロフェン)ですが、研究段階とは言うものの怒りっぽいひと、短気な人に効果ありという結果があります。

他にどんな効用あるのでしょうか?

1.怒りっぽい、短気に効く。

2.心臓発作や心筋梗塞に良い。

3.アンチエイジング

1.怒りっぽい、短気に効く。

アスピリンやイブプロフェンは炎症を抑える薬です。JAMA Medicineの研究によると、

70人のintermittent explosive disorder (間欠性爆発性障害)と診断された人達を調べたところ、体内に炎症がありその炎症と攻撃的な行動に関連性があることが分かったそうです。

そしてその炎症を抑える効果のあるアスピリンが怒りっぽさやイライラを抑えるのではないかと考えられています。

体内の炎症が怒りっぽさ、短気を引き起こしている場合、アスピリンは効果があるということですね。

アスピリンはイライラや怒りっぽさを起こさせるのに対応する生理活性物質、プロスタグランジンを生成するのに関係していてます。

2.心臓発作や心筋梗塞に良い。

毎日服用するアスピリン療法があって(医者の監修のもとに)、過去心筋梗塞や心臓発作になったことがある人やその危険性がある人達にとって毎日服用することで、心筋梗塞や心臓発作を防いでくれる効果があります。

なぜかというと、

心臓発作や心筋梗塞は心筋や脳へ血流がブロックされて起きます。

このブロックされる原因は脂肪の塊、コレステロール、その他の廃棄物が蓄積されてできます。この蓄積されたのはプラークと呼びますが、このプラークが血の塊の原因となって血流を妨害します。

この血の塊が心臓への道を妨害すると心臓発作となり、

脳への道を妨害すると心筋梗塞となります。

アスピリンはこの血の塊ができるのを防いでくれる効果があるので心臓発作や心筋梗塞の予防になると言われてます。

実際多くの心臓発作や心筋梗塞を起こした人やその可能性のある人たちが医者の監修のもとでアスピリンを服用しています。

3.アンチエイジング

加齢を防ぐ、アンチエイジングは複雑で永遠の課題ですね。

まだ対人間実験はされてませんが、加齢を防ぐという効果が期待される薬が3つほどあげられていて、その中にアスピリン(イブプロフェン)がはいってます。

痛み止めで有名なアスピリン、イブプロフェンは炎症を止める薬のグループNSAID(ノンステロイド系の抗炎症剤)にはいります。

抗ガンの効果として、10年間毎日服用することで、大腸がんは63%、食道がんは73%、胃がんは62%死亡率を減らすことが出来たという結果があります。

また、パーキンソン病のリスクを30%減少させたという報告もあります。

ただし、アスピリン、イブプロフェン、毎日服用するには副作用の危険があります。血の塊を無くす効力があるということは、血を流れやすくするということなので、出血性の発作の危険があります。

出血しているような潰瘍が存在するとさらに出血がひどくなったりします。 そしてアレルギーのある方はもちろん注意が必要です。

まとめ

医者と相談しつつアスピリンを取り入れると、

怒りっぽさがなくなり、

心臓発作や心筋梗塞の予防になり、

また加齢を防ぐ効果まであります。

これからもっと研究が進んで安心してアスピリンやイブプロフェン(こちらの方は胃にやさしい)を有効に使えたらいいですね。

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