便秘を治すいくつかの方法は?

便秘は色々な原因がからまっているのでこの方法が一番だというのはないのですが、色々な方法があります。

まず、最近よく聞くと思うのですが、プレバイオティクス(腸内細菌のエサ)と
プロバイオティクス(腸内細菌)で腸内環境を良くして便秘を治す方法があります。

プロバイオティクスの食物せんい&乳酸菌系のサプリです。

長期的対策になるので今便秘してるからすぐ治したいというのには向いてません。

簡単に出来る方法としていくつかあります。

1.フラクトオリゴ糖を摂る

これはいわゆる腸内細菌のエサになるものですがやや多めに摂ることでお通じがよくなります。

コーヒーやプロテインシェイク等の飲み物に入れると甘いので飲みやすいです。

人間の体には吸収されることはなく腸内細菌のエサになります。

甘いので砂糖の代わりに食事にも使えます。

2.オリーブオイルやフラクスシードオイルを飲む

サンパウロ連邦大学の研究で68人の便秘に悩む人を対象にしたものです。

オリーブオイルを飲んだ人の63%が便秘が解消し、フラクスシードオイルを飲んだ人は55%が便秘が治ったという結果がでてます。(ソース1ソース2)

どちらも副作用は一切ありませんでした。

実験は4週間だけです。オイルを飲む量は1日4ml(小さじ一杯ほど)で大丈夫です。

オイルが腸の中で潤滑油の役割を果たしているのではないかということです。

摂取の仕方はお腹が空いているときにオリーブオイルやフラクスシードオイルを小さじ一杯飲むのがいいということです。

以外とオイルって飲めるものです、特にオリーブオイルは香りもいいので飲みやすいのではないかと思います。

3.コーヒーを飲む

コンケン大学をはじめとする大学が行ったメタ分析によるとコーヒーが便秘に効くということです。

601人の腹部手術をした人のデータの分析によると、術後にコーヒーを飲むと手術で止まった腸が動き出すまでのスピードが9時間も早くなったという結果でした。(ソース)

さらに腸の動きが正常に戻って退院するまでの時間が18時間早くなったということです。

ロイヤルハラムジャー病院が99人の健康な男女を調べた研究によると便秘でない健康な人でも参加者全員の29%がコーヒーをのんで20分以内に便意を感じたという結果もあります。(ソース)

このコーヒーの便秘改善結果は男性は19%ですが女性はなんと53%で、女性にはかなり効果的と言えます。

このコーヒーの効果は飲んでから15分から20分後が最大になるので飲んで1時間経っても効果がない時はその人には合わないと言えます。

多く飲んでみるとかカフェイン強めにしてみるとか自分に合うやり方を試してみるといいと思います。

まとめると、

ちゃんと腸内環境を良くして長期的に便秘を治すのであればプレバイオティクスとプロバイオティクスを摂取するのが一番良いですが、とにかく今便秘を改善したいのであれば、

オリゴ糖をとる。

オリーブオイルやフラクスシードオイルを飲む

コーヒーを飲む

等の方法を平行してやってみるのがいいと思います。

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