いつも時間に追われている感覚ってありますよね。今私は朝にブログを書いていますが、その後ジムに行きたいのでブログの構成くらいは終わらせねばと焦ります。
ジムの後は愛犬の散歩と必要ならスーパーでの買い物があります。1時までに帰宅してお昼を食べ午後からブログが終わってないと続きをし、その後はCAPM(Certified Associate Project Management)の勉強をします。
そうこうすると、夕方になってしまうので夕飯の準備、夕飯。
それからやっとプログラミングの勉強に取り掛かれるのですが、夜は集中力が落ちてしまいあまり進んでないですね。
夜に翌日書くブログのことも考えるので、ますます注意力散漫になります。
ここで問題なのは、プログラミングの勉強、ブログ作成、そして就職活動、あとCAPMの勉強と目標が一つではないので、一つのことをやってる時他が気になってしまうことがあります。
例えばブログ書いててもジムへ行く時間が気になるとかです。
やることが多い人ほど実は生産性が低く、みんな自分が思うよりも自由な時間を持っているはずです。
だけど、「忙しい」「時間がない」と感じてしまう理由はどこにあるのでしょうか。本当はもっと自由な時間があるはずなのに、なぜ、余裕がなくなるのでしょう?
どうやら、私が感じてる時間不足は「錯覚」のようです。
本当はやりたいことをやるだけの時間があるし、実際には毎日の作業をこなすだけの能力を持っている(筈)なのに、まるで物理的な時間が足りていなように感じてるだけなのかもしれません。
時間の感覚が狂っている、おそらく時間汚染されているのでしょう。
時間汚染とは、何かを行う時に、同時に別のことをやったり、別のことに意識が向いて、今やってることに集中できず時間が細切れになったように感じ「時間がない」と焦りを感じてる心理状態です。
例えば、食事をしながらメールをチェックをするとか、
電話で話をしながらPCで文書を作成したり、ながら作業のことです。
ながら作業はつまりマルチタスクですよね。テレビを見ながら本を読んだり、Lineしながら、ブログ書いたり。
マルチタスクをすると脳の回転や集中力など、生産性は下がってしまい、結局やっていた作業を終えるのに時間がかかり、ミスも起きやすくなります。
マルチタスクすると、時間はあるのに「時間がない」と勘違いしてしまうのは、1つの作業から別の作業へ切り替えが頻繁に行われて脳が時間が細切れになったと勘違いし、時間に追われている感覚に陥っている状態だからです。
どうすればこの時間汚染から抜け出せるでしょうか?
1.タスクシフトする。
2.呼吸法を意識する。
3.Emotional reframing(リフレーミング)
1.タスクシフトする。
コロンビア大学が考案して、実験でも効果が表れている手法で、最初に複数のタスクを切り替えるタイミングを決めておくテクニックです。
具体的には、被験者に2つのパターンで2つの作業をやった実験です。
*1 前もって決めた間隔で、定期的に2つの作業を切り替える。
*2 自分の意志で自由に2つの作業を切り替えられる。
1番目のグループの生産性が良いという結果でした。
はじめに作業を切り替える時間を決めておいた方が仕事の生産性が上がり、良いアイデアを生み出せました。
これは自分で適当に作業を切り替えるよりも、「次の時間が決まっている」おかげで脳が安心して、作業を切り替えても時間が細切れになった感覚(時間汚染)が起きず、作業に打ち込めたからです。
いくつかの作業に優先順位をつけて、順番に30分ー50分間隔でタスクを替えていくのが良いようです。
メールを読んで返信する時間も一日のうち何時にやると決めておくのもいいようです。
脳がパニックにならないように、
● 作業場所を変える。
● やっていたタスクが終わらなくても時間がきたら次のタスクへシフトする。
● 1時間を超えて仕事をしない。50分続けて作業してると集中力が落ちるので1時間を超えて続けない。次の作業に移る時休憩を入れる。
といった点も重要です。
2.呼吸法を意識する。
心に余裕がうまれて時間がないという焦りが少なくなります。
5数えて息を吸い、6数えて息を吐く。これを10回繰り返す。
とても簡単そうですね。
呼吸は瞑想やヨガでも重要なので、普段から取り入れたいです。
3.Emotional reframing(リフレーミング)
ハーバード大学が提唱しているテクニックで、時間がない、忙しいという言葉じゃなくて、別のポジティブな言葉に置き換えて言葉にしてみることです。
脳に焦らなくていいよ、わくわくしているのだよって思ってもらう方法ですね。
詳しい説明は呼吸法や、タスクシフトとともにDaigoさんの本に書いてありますので参考にしてみてください。
言葉の力は不思議なものなので、少なくとも忙しい、時間がないという言葉は排除したいと思います。