レスベラトロールはブドウの皮などから抽出されるポリフェノールの一種で、サーチュイン遺伝子を活性化すると言われています。
サーチュイン遺伝子が活性化すると、活性酸素の放出を抑えて、免疫力の低下や動脈硬化、高血糖、骨そしょう症、脱毛や白髪といった老化症状を防ぎ、さらには美肌や持久力を高めるとされ、アンチエイジング効果があるとされてます。
2012年のイスラエルのバール・イラン大学研究チームの研究によると、「サーチュイン遺伝子」を活性化したらマウスが15%も長生きしたという結果で、サーチュインは長寿遺伝子であると確認されています。
さらに、2013年3月には、サイエンスに掲載された研究では、特定の条件下でレスベラトロールがサーチュインを活性化することが明らかになっています。
2013年8月には国立遺伝学研究所が「サーチュイン遺伝子は、本当に長寿遺伝子である」という発表をして、サーチュインが寿命を伸ばすメカニズムを明らかにしました。
現在はやっぱりレスベラトロールは長寿に効くという説のほうが正しいようです。
レスベラトロールの効能をまとめると、
- レスベラトロールはアンチエイジングに効く
- レスベラトロールは少なめに飲むとサーチュイン遺伝子に効く可能性がある
- レスベラトロールを多めに飲むとミトコンドリアが活性する
- だけど、人間での適正な服用量はまだわかってない
と言う感じです。
アンチエイジングサプリとしては、かなりいいと思いますが、どれだけ飲めばいいのか?はまだ不確定な感じです。
多く服用しても現在副作用はないとされていますが、頭痛薬(アスピリン、イブプロフェン等)と同時に服用すると、出血が多くなる可能性があるので注意が必要です。
FDAが規制していないのでどれだけ飲むのかは不明ですが、アメリカで売られているサプリはだいたい250㎎から500㎎入っているようです。が、研究等で使用されている服用量は2000㎎以上だったりします。
まとめると、
まだ不確定な部分は多いですが、レスベラトロールは心疾患や糖尿等に効くと言われてますので、アンチエイジング的な効果も期待できるかもしれません。