死について意識すると人生の見方が変わる

自分の感情を整理できないとき、何となく何も成し遂げてない感じがして焦りを感じたりするとき、

「自分の感情を文章にする」だけで自分の感情を整理できて精神的にも身体的にも効果があるという研究結果があります。

この感情を文章にするのは、人間関係の問題や、身近な人に関する悩み、自分の将来への悩みなんでもいいです。自分の感情をそのまま書き連ねるだけです。

このテクニックは「Express Writing」と言いますが、これを応用して、どうせ自分なんてとか、テレビやネットで活躍している人と比べて、自分は平凡だからやってもダメだなどなげやりな感情を無くして前向きに考えられる方法があります。

どうしてこのようななげやりな感情になっているかというと自分の特性を受け入れることができないから、こういうことになっています。

でも自分をありのままの自分を受け入れるのは難しいですよね。

イギリスのケント大学の研究によると学生たちに毎日死について書いてもらったところ、モチベーションや自尊心(今の自分を受け入れられること)が上昇するだけでなく、他人への思いやりや協調性まで見られる結果が出ています。

さらにストレスレベルも減少し、リラックスできるようになったということです。

死について書くって何を書くの?

● もし明日事故で自分の人生が終わったとしたら?

● ペットを飼っているのに自分が先に死んだらどうなるだろう?

● 夫や妻より先に死んでしまったら? 或いは自分より先に死なれたら?

● 毎日一緒にいる人がある日突然いなくなったら?

など、毎日15分ほどひとつのトピックに合わせて書いたり、思いつくまま死に関することを書くだけです。

不思議ですが、死について考えそれを文章化すると、自分今生きていることはすごく希少価値があるんだと感じられるようになって「どうせ私なんか」とか投げやりな感覚がなくなるということです。

身近かな人を既に亡くしている人だとすでに自分がどれだけ生きられるのかとか今自分に対する存在に価値を見出していると思います。

でもまだ、どうせ自分なんてやる気がないという感覚がある人はこの死について一週間書くという「Death Writing」をやってみてください。短期的にやることが重要です。

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