一番やる気を上げるための要因って何か知っていますか?報酬?頑張ってるねって褒められること?
実は毎日自分が進んでいるなという感覚を得られるようなハーバード大学教授テレサ・アマビールに言わせるところの「小さな勝利」です。
自分が成長しているな前進しているなという感覚が私達のやる気(モチベーション)を大きく影響します。
彼女の研究は、7つの会社から238人のビジネスマン(ウーマン)を集めて毎日のやる気の変動を12000時間!も記録し続けました。
結果、自分にとって意味のある仕事が前に進んでいる時にモチベーションが一番高くなるということが分かりました。
↓の本では詳しく説明があります。
ここで言っている小さな進捗が小さな勝利(Small win)のことです。多くの研究結果からこの小さな勝利がいかにモチベーションを上げるかが分かります。
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私もこのブログを始めて読んでますよってメッセージをTwitterでもらったり、プログラミングを勉強してて自分でやろうと思ったサイトが出来上がった時は小さいけれど、達成感がありました。
そしてわくわくしながら次は何をしようって考えてしまう自分がいます。
まだ完璧に出来てる訳ではないですが、単にブログを毎日書くってことを課してるだけでなく、何か一工夫しよう、今日はちょっと変えてみようと考えるのも大事です。
それがちょっとした成果につながればわーいやったー!という感覚になると思います。
テレサ・アマビール教授の2010年の研究は参加者を2つのグループに分けて、
1つ目のグループはコーヒーを10杯買ったら一杯が無料になるスタンプカードを使ってコーヒーショップに行ってもらいました。
2つ目のグループはコーヒーを12杯買ったら1杯が無料になるスタンプカードを使ってコーヒーショップに行ってもらいました。ただスタンプカードには既に2個スタンプが押してあります。
要はどちらも10杯分のスタンプを集めれば1杯ただになるというものです。
結果、すでに2杯分のスタンプが押してあるカードを持ってるグループのほうがスタンプを集めるスピードが速かったということが分かりました。
1つもスタンプが押してないカードと既に2つスタンプが押してあるカードとでは前に進んでる感覚が異なります。
やることは同じなのに、前に進んでる感覚が出ている2つのすたんぷが押してある12個のスタンプのカードの方がやる気につながったということです。
彼女の管理職700人の調査をする他の研究では、なんと95%が従業員のやる気に対して大きな誤解があるということが分かってます。
95%の管理職は従業員にたいして褒めたり、持ち上げて給料を払っていればモチベーションが上がると考えてました。
けれど、褒められたり、給料よりも自分にとって意味のある仕事が前進している感覚の方がモチベーションに大きく影響を与えていたのです。
目標を設定する時に大きすぎない実現可能なものにすることが重要です。
大きすぎて実現が難しいと、例えば毎月100万稼ぐぞという目標を立てて、毎日頑張ったとします。
でも10日すぎても、一か月すぎても何も変わらなかった、進んでる感じが得られれなかったとしたら、ちょっとした敗北感を感じますよね。
この敗北感がやる気をそぎ落としてしまいます。
なので、小さな目標、毎月5万稼ぐ(いついつまでに)を掲げます。
そして日々記録をつけます。小さなことでもいいので進んでるなということを記録していくのです。
今日は何人ブログを見にきてくれたとか、(あまり人数にこだわりすぎると敗北感味わうので注意)今日のテーマはTwitterでも評判があったとか、です。
ダイエットなら今日は300グラム減っていたとか、仕事なら今日はこれこれが出来たとか、毎日「小さな勝利」を記録していくとモチベーションが持続します。
アマビール教授の研究ではこんなことは大したことでないと思われる、小さな事のうち28%が実際には後々モチベーションを大きく影響する原因になっていることが分かってます。
私にとっては、毎日「#今日の積み上げ」をTwitterでつぶやいていることはまさに小さな勝利だと思ってます。