集中力があがる。
新しい考えが出やすい。
感情のコントロールがうまくなる。
週末明けに仕事に戻る時にやる気が起きて元気になって、上記の効果がでやすい休みの過ごし方があります。
休日をうまく使うやり方は科学的に明らかになっていて、休日にある行動をとると週末明けでも気分がだるい感じややる気の起きない状態から抜け出せます。
休日に新しいことにチャレンジしたり今までしてなかったことをやったりすることです。
その行動で、休日中も終わった後も有効に時間が使えるようになります。
旅行に行くにしても今までやったことないことをするために行ってみるとか、例えばヨガだけをする1泊2日旅行をしてみるとか、ハイキングしたことないのでハイキングに行ってみるとかです。
休日に新しいことをすると以下の3つの効果があります。
2.感情のコントロールがうまくなる。
3.共感能力が高まる。
1.創造性があがる。
オランダで46人を対象に行われた実験研究で、2,3週間行ったことのない海外に行ってもらったところ、海外に行った被験者は新しい考えが良く出るようになっただけでなくその質も良かったという結果があります。
新しい考えが出やすいということは、未知の問題に対して色々な解決策が出やすく問題解決能力が上がるということです。
仕事にせよ、生活にせよ生きていると色々な問題に遭遇しますよね。そして解決能力があるかないかで人生が変わってくると思います。
2.感情のコントロールがうまくなる。
2013年のワイドナー大学の研究論文で485人を対象に今まで海外にどれくらい行ったことがあるのか、異文化とどれくらい交流したことがあるのかということを調査して分析したところ、
頻繁に海外に行ったり異文化と交流したことのある人ほど、集中力が高くて自分の感情のコントロールがうまいという結果が出ています。
海外に行くとその国の言葉や英語で表現する必要がでてきますし、普通に同国の人と話すよりより明確に表現する必要があるからでしょうか。
海外に行くと今までとは違う生活環境なので不便さを耐える必要が出てきます。
そういう不便さに耐える力が養われるのもあると思います。
私もアメリカに住んでいて日本の文化について聞かれた時ちゃんと答える必要があるのでそういう意味で勉強になります。勉強不足で答えられないとやばいなと思ったりします。
3.共感能力が高まる。
197人を対象にした中国の研究によると、旅行に出かけたことが多い人ほど知らない人とコミュニケーションが取れるようになるし信頼が増し、うまく伝わらないことに対する忍耐力が増えるということが分かってます。
さらに知らないところへ旅行をよく行ってると自分の周りにいる人、友人や恋人、妻や夫に対して優しくなる傾向にあります。
他の論文でも異文化との交流がある人ほど、性別、人種等の偏見がなくなり相手をよく見て共感能力があがっているという結果がでてます。
そうなると他の人が考えていることがよく分かるし人間関係のトラブルが減っていきます。
まとめると、
休日に新しい体験をすることで私達の生活を幸福にするための効率的な休みの日の使い方ではないでしょうか?
いままでやったことのない生活リズムをやってみるだけでいいのです。
例えば、いつも部屋にいる人が外に出かけてやったことのないことをしたり、アウトドアの人が部屋にいて読書をしてみたりとか、今まで自分がやったことのないことを生活のリズムに入れてみるのです。