メラトニンは夕方日が暮れてくると自然と分泌されるホルモンで、何等かの理由でメラトニンの分泌が阻害されていると(スマホやPCなどから発せられるブルーライトなど)夜寝付けなくなったりします。
そういう睡眠を助けるサプリとしてとても有効です。
が他にもメラトニンの効果はあります。
2.抗ガン作用
3.逆流動性食道炎の改善
4.美肌効果
5.育毛
6.脳のダメージを守る
1.抗酸化作用
インドの研究者達によると(ソース)、SODやグルタチオンという抗酸化能力の強い酵素を増やし細胞やミトコンドリアから活性酸素を取り除いてくれるということが分かってます。
さらにメラトニン自体が活性酸素と結合して無害化する作用を持っています(ソース)。
睡眠を助ける次にこの抗酸化作用は広く認められています。アンチエイジングと言われているのはここから来てるのかもしれません。
2.抗ガン作用
2005年カナダの研究によると(ソース、抗ガン作用があるという結果がでています。
これは643人の腫瘍が出来た患者に1年間メラトニンを服用してもらったところ一年後の生存率が上昇したということです。ガンの種類は特に関係なくこの結果がでました。
メラトニンが抗ガンさようを持つプロティンを増やしたり免疫システムを改善したりといった作用によるのではないかと考えられています。
3.逆流動性食道炎の改善
2010年の実験研究(ソース)では、逆流性食道炎の患者36人にメラトニンを服用してもらったところ症状の改善が見られました。
他にも肥満気味な男女30人を対象にした研究でもメラトニンの服用で胃潰瘍の発症する確率が下がったという結果もあります。
4.美肌効果
2012年のレヴュー論文によると、メラトニン入りのクリームを使用したら肌の光老化が静まったということが分かってます。
この理由もやはりメラトニンの抗酸化作用によるものです。
紫外線のダメージは肌に活性酸素を生むのでメラトニンが効くということです。
ですが、服用するメラトニンではなく肌に塗るメラトニン入りのクリームに効用があるとのことです。早速買ってみることにします。
5.育毛
2012年の実験研究(ソース)によるとAGAに悩む男女30人に90日ほどメラトニン入りのクリームを塗ってもらったところ脱毛量がめだって減少しました。
理由ははっきりしないのですがやはり抗酸化作用の影響ではないかと考えられます。
他の研究も行われていて一部では脱毛が止まっただけでなく新しい毛が生えてきたという結果もあります。
この効果も服用するメラトニンではなく、塗るクリームのほうです。
6.脳のダメージを守る
2010年の実験で脳に負傷を負ったネズミにメラトニンを飲ませたらBDNFが増加しました(ソース)。
他メラトニンを飲ませたネズミの血液関門(脳を有害物質から守るバリア)が強化されたとか、
アルツハイマーやパーキンソン病が改善した(ソース)などがあります。
まだ動物実験の段階ですが、今後期待してもいいのではと思われます。
まとめると、
睡眠の助けになるだけでなく抗酸化作用の強いメラトニンは摂取しても損はないと言えそうです。