マインドフルネスを生活に取り入れる!

マインドフルネスとは何でしょうか?

マインドフルネスは、自覚、気づき、集中、覚醒など表現できます。

反対語を見ると、単に思慮のないことだけではなく、注意散漫、ぼんやり、集中力欠如なども当てはまります。

マインドフルネスという言葉は、行為を指して使われることもあれば、精神状態を指す場合もあります。

少し細かなところ、普段見逃しているところを観察することによって先入観を持たずにありのままを見ることができて、それが心の平穏に繋がるという考え方です。

例えば、最近足元にある小さな花に気づいたのはいつですか?という感じで大事なこと、本質的なことに気づきましょうということです。

皆さんの脳は自動運転してませんか?

毎日の生活はパターンが決まっていると思います。

何も考えず朝起きて、朝食を食べ仕事に行き、家に帰ってくる、特に意識しなくてもオフィスへ向かう道を歩けるし、地下鉄にも乗れます。

これは脳が自動運転状態にあるからです。

脳が自動運転状態にあるとエネルギーを無駄に消費してしまい、脳が休みを取ってない状態が続いているのです。

マインドフルネスプログラムを受ける実験で人はどう変化する?

8週間、マインドフルネスプログラムを受けた人とそうでない人を比較する実験によると、

松葉杖をついた人に電車内で このプログラムを受けた人は50%、そうでない人は16%席を譲るという結果があります。

マインドフルネスを実行していくと、脳の偏桃体が薄くなって感情に左右されにくくなり、起こりづらくなったり、人に優しくできるようになります。

他人に優しい行動を取ると自分自身の幸福度も増すということも分かっていますので、心が落ち着き他人の感情に気づくだけではないプラスもあります。

マインドフルネスを日常に取り入れる。

マインドフルネスのABCがあります。

A: Awareness 自分が何をしているか気づくこと
B: Being   価値判断、評価を下さないこと
C: Clarity  物事をあるがままはっきり伝えること
Awareness

Awarenessの反対の言葉はBlindnessです。つまりなにも感じず何も見ず何かをしていることです。

例えば、テレビを見ながらご飯を食べる行為は、ご飯を食べることに何も気づかずにテレビを見ている状態です。

食べ物に注意を向けず、喜びも感じず満足感が得られなくなっている感じです。

Awarenessとは自分のしていることに気づく事です。

今自分が何をしているのかを意識できていると満足度も高まり訳の分からない怒りや不安からも解放されていきます。

Being

自分がしている行為に気づいてもその行為について良いとか悪いとか判断を下さないでいる状態のことです。

何かやるべきことをやらなかったりした時ついダメだなと評価をしてしまいますが、その評価をせずただ自分は何何をしているのだという感じです。

Clarity

良く分からないではなく、物事を明確にとらえてこれこれであると伝えることです。

何となく自分がイライラしているではなく、これこれが理由でイライラしているとその理由を追求して明確にすることです。

この3つの観念を組み合わせて考えると、自分のしていることは良いとか悪いとかの辛いとか楽しいとかの評価をせずありのまま明確にとらえるという作業がマインドフルネスにつながっていきます。

BeingとClarityは難しそうですね。

でもこれも訓練すればできるようになると思います。

日常の出来事を悪いとか良いとかの判断をくださないで、ありのままどうしてそうなるのだろうかと明確にしていくといったことです。

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