痩せることを目標にしても運動は続かない

運動のきっかけといえばダイエットや健康のためというのが定番です。でもミシガン大の論文(ソース)によれば、減量や健康をモチベーションにすると逆に運動が続かなくという結果がでています。

健康を目標にしても運動は続かない

これは335人の中高年を対象にした実験で、1年にわたって全員の運動習慣を調査したところ、体重を減らしたり健康の改善を目的にした人ほど、エクササイズを止めてしまう傾向が高かったという結果でした。

研究者によれば、

” ほとんどの人は、健康を目標にしても運動は続かない。

健康やダイエットを目指しても、忙しい生活のなかでは、運動の優先順位を上げたくなるほどの説得力が生まれないから。”

ということです。どうも健康やダイエットは目標があいまいすぎて、逆にやる気を減らす原因になってしまうということですね。

では、何をモチベーションにすればいいかというと、もっと即効性の高い「ごほうび」を選んだほうが良いそうです。たとえば、

  • 運動で活力アップ
  • 運動後の気分の改善
  • ストレス解消
  • 友だちとのコミュニーケーション

みたいな感じです。

抽象的で長期的な目標ではなく、あくまで運動からすぐに得られる利益を意識したほうがいいようですね。

さらに研究者によれば、

” 私の場合は、運動を「エネルギーを与えてくれる活動」や「自分を生まれ変わらせてくれる活動」としてとらえています。もっとも大事な目標を楽しく成功させるためのガソリンとして考えるのです。”

とのことです。とにかく考え方を変えるのが大事みたいです。確かに、健康のために運動をすると義務感のほうが強くなって続きにくいのかもしれません。

日常的な動きを増やすことを考える

さらに研究者が主張するのが、日常的な動きの重要性です。運動を始めようと思うと、つい「最低でも週に3日は有酸素運動」という目標を立ててしまいがちですが、その代わりに、

  • 階段を使う
  • 庭仕事をする
  • 通勤を一駅歩く
  • 立ったまま仕事をする

のように日常での活動量を増やすことを考えたほうが、脳の神経系にポジティブなフィードバックが生まれ、結果的には運動の持続にもつながるそうです。

” 私たちは、生活におけるすべての場面を、体を動かす貴重なチャンスだととらえるべきなのです。短いエクササイズを積み重ねていきましょう。”

運動はセルフケアのために行う

もう1つ運動を続けるうえで重要なのが「セルフケア」の概念です。研究者によれば、

” 他人のためだけ時間を使って自分のケアをないがしろにすると、私たちの活力は元にもどりません。

それどころか完全に疲れ果ててしまい、人のために使う時間も失われてしまいます。

ところが、自分をいたわるのに多くの時間を使うことであなたの活力は増え、他人のために時間を使うことができるようになるでしょう。これがセルフケアのパラドックスです。”

ということで、健康やダイエットのような義務感ではなく、あくまでも「セルフケア」の一環として運動をすれば、逆に活力が増えてより多くの作業をこなせるようになるということです。

以上のことから、「運動は楽しんでやったほうがいい」というシンプルなことと言えますね。確かに楽しくないと長続きしませんから。

ストレス解消ぐらいの気持ちでやるとうまく効果がでて長く続けられるかもしれません。

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