ホルミーシスとは、心身に加えられたストレス(負荷)に対して、身体が少し頑張って抵抗して、結果、身体が活性化する生体反応の事です。
ざっくり言うと「少しの毒なら逆に体にいい」という1940年代に生まれた考え方です。
細胞レベルで体を若返らせるポイントとしてオートファジーについて以前書きましたが、オートファジーとともにアンチエイジングの重要ポイントです。
適度なストレスで細胞に気合いを入れる
オートファジーは、
- 少しの毒を体にあたえる
- 体が毒に抵抗して張り切る
- 体から毒が消える
- 張り切ったぶんだけ元気になる
という仕組みです。
毒の量が多すぎると抵抗すらできませんが、適量なら逆に前よりも体が活性化するわけです。
毒というと恐ろしげですが、ホルミーシスは普通に身の回りにあふれていて、その典型的な例がエクササイズです。
適度な運動は体にストレスをあたえ、それに応じてホルミーシスが発動します。 続きを読む