早起きは三文の得ではないということ!

科学的に朝が最適な行動が向いている人と朝よりもやや遅めにピークがくる人がいます。これは遺伝子でほぼ決まっているという研究があります。

朝型でない人が無理して早朝に起きるということはそれほど有益ではありません。

体内のリズムに合わせて起きる時間は決めるのがいいです。

朝の7時が一つの目安で、それより早起きするのは科学的によくないということが分かってます。

ウエストミンスター大学の調査研究によると、午前7時よりも前に起きると通常よりコルチゾール(ストレスホルモン)の量が増加します。

コルチゾールは一瞬分泌されただけなら危険を回避する場合役に立つのですが、出すぎると体に負担がかかります。

朝おきてしばらくはぼんやりしてますよね。そして徐々に目が覚めていき行動できますがこれがコルチゾールが分泌されているからです。

朝7時より前に起きるとコルチゾールの分泌量が上がった状態でそのまま保たれてしまいます。すると体が休まらず慢性疲労の状態になります。

こうなると体が老化したり前進に炎症が起きて病気のもとになってしまうのではないかと考えられています。

ウエストミンスター大学の研究では、7時よりも早く起きると一日の終わりにはエネルギーの消耗が通常より激しくなり怒りや苛立ちの感情が出やすいという結果がでています。

午前中はコルチゾール分泌が高止まりしているので生産性や集中力はあがりますが、その反動で夜は疲れてイライラしたり怒りっぽくなったりする傾向になります。

コツコツ頑張りたい、長期的に健康で幸福度を高めたいのなら、早起きはほどほどにした方がいいです。

冒頭で書いたように遺伝子で夜型に分類される人は無理に早朝に活動はしない方が良いです。

気分の浮き沈みの激しい神経症的傾向の人も早朝(7時前)の活動を避けた方が無難です。

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