年齢と共に体力が無くなるのは何もしないで年を取ることです。
体力が無くなると、やる気が落ち疲れやすくなりモチベーションもあがりません。
疲れやすさには20代でも50代でも差がない?!
チェスター大学の研究(ソース)で、21歳から25歳の男性9人と35歳から54歳の男性9人の最低2年間の筋トレ歴のある人を対象に1RM(1回持ち上げるのが限界)の60%程度の負荷でスクワットを10回、10セット行ってもらいました。
その後、体内の乳酸レベル、膝のエクステンションの変化、主観的な疲れのレベルから計測する筋肉の疲労度などを測定しその差をチェックしたところ、
主観的な疲労感の感じ具合には年齢差はありませんでした。瞬間的な力に関しては若いグループの方が少し高いですが、ピークのスピードは同じでした。
さらに筋肉の疲労感からの回復スピードも年齢に関係なく差がなかったのです。
つまり、筋トレなどの疲れやすさに関しては若い人もそうでない人(54歳ぐらいまで)も差がないということです。
ではどうして疲れやすさに年の差を実感してしまうのでしょうか?
上記の実験でも条件で過去最低2年間の筋トレ実績とあったように、実は30代に入ってもちゃんと筋トレトレーニングを続けているかどうかが重要です。
トレーニングを一切していない場合には30歳を超えたあたりからどんどん疲れやすくなってきます。
またトレーニングを途中で止めてしまうと同様のことが起きます。
例えば39歳までトレーニングを続けていたのに、40歳になってやめてしまうと、運動を全くしない人達と同じレベルまで体力は落ちてしまいます。
筋トレトレーニングを続けていると体力は20代並みに保てますが、止めてしまうと元々運動してなかった人たちと同じになってしまうということです。
継続は力なりとはよく言いますが、筋トレでもそうで、続けることが重要です。
例え何か病気が原因で止めることになったとしてもまた始めたらいいのです。
筋トレには他にも色々な効用があります。
筋トレを習慣にして体力をつけましょう。