どうして脳の休憩時間が必要なのか?

以前にも書きましたが、脳には何もしてない時間が必要です。

何もしてない時間を設けることで、学習したことを記憶に定着させたり、集中力を高めることができます。

現代人の脳は働きすぎてる。

私達の脳は働き詰めになっているのではないでしょうか?

スマホがあることでついお昼休みや仕事の合間にスマホを見たりして、SNSやゲームをしてしまいがちです。

すると脳は休憩どころか反対に興奮状態になってしまいます。

私達の脳はいつもあれもしなきゃこれもしなきゃと焦っている状態が続いていつも脳を働かせているのです。

集中して物事を片づけたいのに焦ってできず、さらに焦りをあおってしまいます。

この浅い集中状態がずっと続くことで脳は常に働いている状態になってしまって、その結果私達はパフォーマンスを発揮できなくなってしまいます。

私達は浅い集中状態のままでいやすい。

最近の認知神経科学によれば、人の脳には集中状態と緩和状態の2つのモードがあって、集中力が高まって何かに意識が向いている状態とリラックスしてのんびりとしている状態です。

この2つの状態がそれぞれ明確に存在していることが重要ですが、さっきも書いたように休憩時間をちゃんと脳に与えていないために常に浅い集中状態にいるのではないかと考えられてます。

勉強や仕事をがっつりしているときは集中状態です。体験を学習したり新しいことを学ぶためには緩和状態が必要です。

脳の休憩時間には脳の神経が再接続されたり、情報が整理されてひらめきが生まれたり、新しい記憶が定着したりしています。

この休憩時間をちゃんとリラックスさせていないと、新しいことを学んでも定着しにくくなります。

脳をちゃんと休憩させてますか?

集中して学習や仕事した後は脳を休めることが必要です。

休憩時間にスマホは厳禁で、できれば自然の中にいて何もしないでぼんやりしたり、瞑想することが脳が緩和状態に入っていきやすくなります。

脳をちゃんと休憩させていないとなんとなく気だるいとか慢性疲労を感じるようになってしまいます。

浅い集中状態を抜けだして、何も考えないぼんやりとした時間を脳に作ってあげることが、その後の勉強や仕事への集中力をあげ、ストレスやイライラから解消させることになります。

仕事をしている人にとってのお昼休みが一番の休憩を取りやすい時間です。

その時にご飯を食べた後、公園などに行ってのんびり散歩するのはどうでしょうか。

その時スマホを見るのはダメです。

スマホ見ずに20分ほど歩くと決めて実行するのです。

午後の仕事に集中してはかどると思います。

つい忙しいとお昼をデスクでとったり、食べながら仕事したり、とか私もついしてしまうのですが、食べる時は食べ、仕事する時は仕事するとちゃんと分けてあげるのが良いです。

昼食後の散歩は良くします。

同僚と近くの公園をたわいもないことをしゃべったり、或いは一人でぼんやりと歩いたりするとリフレッシュできているのを感じます。

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