短い睡眠でも大丈夫な人、いわゆるショートスリーパーと呼ばれる人達は存在します。
ナポレオンやエジソンなど4時間の睡眠でも全く関係なく活動できてたと言われてます。
2019年カリフォルニア大学の研究によると、(ソース)
大半の人達は1日8-9時間の睡眠が必要なのに、7時間ほどしか眠れてない睡眠不足の状態で、この状態が続くと心疾患、ガン、痴ほう症、メタボリック症候群、免疫系の不調をもたらす原因になります。
ところが、天性のショートスリーパーが存在して、彼らは一日6時間睡眠でも何の体調に問題が起きないし、それどころか短眠によって逆に健康メリットがあるようです。
ショートスリーパーたちは、
普通の人より楽観的である。
普通の人より活動的に過ごす傾向がある。
痛みに強い。
時差ボケにならない。
といったとてもうらやましい体質を持っています。
この実験研究はDNAの並びと連鎖解析でショートスリーパーの遺伝子を分析していて、
” ADRB1とDEC2という遺伝子に変異が起きている人はショートスリーパーになる。”
” この変異を持つ人はたとえ一日の睡眠時間が平均6.25時間でも元気なままであり、4時間でも大丈夫な人もいる。”
この変異を持つ人達は5万人に2人の割合です。
遺伝子の変異なのでショートスリーパーの子供もまたショートスリーパーである確率は高いです。
回りに短い時間の睡眠でも全く平気で元気に活動している人がいたら、この珍しいショートスリーパーの人かもしれませんね。
でも大半の人達は質のいい睡眠が8時間は必要です。
そして朝目が覚めた時に太陽の光を浴びることが睡眠を促すホルモンメラトニンを生成するので朝起きてカーテンを開け太陽の光を受けることが大切ですね。