以前もペットを飼う(触れ合う)ベネフィットについて書きましたが、さらに追加のデータです。
犬との暮らしは超体にいい!
ウプサラ大学の研究(ソース)で、結論から言えば「犬との暮らしは超体にいい!」ということです。
具体的にはスウェーデンで暮らす343万2153人を対象にした観察研究になっていて、
全員がどれぐらいの時間を犬と過ごしているか?
心臓病や脳卒中がどれぐらいの率で発症したか?
といったデータを12年にわたって取り続けて相関を見たそうです。ペットと人間の健康を調べたものとしては最大級と言えそうです。
その結果を研究チームの言葉で引用すると、
12年のフォローアップにより、犬を飼っている独身者は心疾患のリスクが下がり、犬を飼っている人すべてにおいて全死亡率が低下する傾向が見られた。
とう結果でした。数字的には、
犬を飼うと心臓病による死亡リスクが23%下がる
さらにあらゆる病気で死ぬ確率が20%下がる
だったそうで、これはかなりの数値じゃないでしょうか。確かに、犬と飼うと癒されてストレスも減るだろうし、運動量も増えるから健康になるのでしょう。
ペットのトラウマ解消効果がすごい
「ペットのトラウマ解消がすごい!」というデータ(ソース)があります。
これは「健康と退職に関するパネル調査」というデータセットを使ったもので、参加者たちに6年にわたる追跡調査をして、鬱症状や孤独などがどのように変化したかをチェックしたそうです。
研究チームが何を調べたかったかというと、
” ソーシャルサポートの有無がメンタルヘルスの維持に欠かせないという事実を示すエビデンスが増えている。
社会的な喪失のように致命的なストレスにおいても、その重要性は変わらない。”
この研究で興味があったのは、配偶者の喪失によるストレスをやわらげるために、人以外の方法があるかどうかを調べることである。
とのことで、夫や妻に先立たれたような状況では友人の助けが欠かせないものの、果たして人以外でも同じレベルの慰めを与えてくれるのか?って問題です。
で、結果は、
ペットを飼っている人は夫や妻に先立たれても孤独や鬱症状のレベルが低かった!
だったそうです。
ペットの存在は人間関係の深い悲しみにも十分な意味を持つんじゃないかってことですね。
チワワを飼ってる私としては、すごく納得できる話です。
犬を飼うことは責任が生じるので憂鬱になってもう死んでもいいやとはなかなか思えないということも関係ありそうです。
そう簡単に死ねないし、犬のために稼がなきゃと思わせてくれるし、生きる手立てとなってくれてるのではないかなと思います。