脳の衰えを防ぐ食品とダメージを与える食品とは?

ラッシュ大学の研究(ソース)によると、MIND食事療法が50%もアルツハイマーの発症を下げるという研究結果があります。

「MIND」とは「神経細胞が死ぬのをふせぐための地中海式&DASH食事法による介入(Mediterranean-DASH Intervention for Neuro-degenerative Delay)」の略です。

地中海式ダイエットは野菜、果物、オリーブオイル、魚介類を豊富にとる食事法で、過去の研究でもかなり良い成績を出しているメソッドです。

また、DASHダイエットは、高血圧治療のために生まれた方法で、飽和脂肪酸を減らして野菜と魚介を増やすのがポイントで、これも健康効果が高いと言われる手法です。

MIND食事療法はその両方のダイエットを組み合わせたものです。

この実験は、58〜98才の男女923人を4年半にわたって追跡して、食事と認知機能の関係を調べました。

すると、脳にいい食品をメインにした「MIND食事法」を実践した人は、認知機能がおとろえる確率が53%も下がったという結果がでました。

MIND食事法が勧める15の食品とは?

この2つを組み合わせた「MIND食事法」がオススメする15の食品は以下のとおり。

緑黄色野菜
淡色野菜
ナッツ
ベリー類
豆類
全粒穀物

鶏肉
オリーブオイル
ワイン

脳に悪い6つの食品とは?

バター
マーガリン
チーズ
お菓子
揚げ物
ファストフード

具体的な食事法は?

1日に250gの野菜を食べる
1日にグラス一杯のワインを飲む
1日に16gのナッツを食べる
1日に48gの全粒穀物を食べる
豆類を毎日食べる
週に2回は鶏肉とベリーを食べる
週に1回は魚を食べる

このなかでも効果が高いのがブルーベリーだそうで、研究者によれば、

ブルーベリーは、もっとも脳を守る効果が大きい食品の1つで、過去の研究によれば、イチゴも認知機能を守るために働く。

ということです。加工食品も完全にはぶいて野菜や魚を大量にとるのは良さそうですね。あと、やっぱりブルーベリーは最強という結論です。

とは言え、好き嫌いや好みもあるので最強のブルーベリーは毎日摂るとして、脳に悪いとされているもの(例えば、バターとか)でもほどほどにして(週1とか)ストレスにならない食事にしていきたいです。

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