冬にうつ病が増えるのは、砂糖の増加と日光不足のせい?

精製された砂糖は、中毒性があって摂取しすぎるのはよくないことは知られていると思います。

2019年のカンザス大学のデータ(ソース)によると、

砂糖の取りすぎで鬱になるかもしれない!

という結果が出ています。

これは「砂糖の消費とメンタル」に関する先行研究を調べたレビューで、大きな結論分を引用すると、

” 甘いものは、私たちにドラッグのような作用を及ぼす。

砂糖はすぐに気分を高揚させる効果があるが、食べすぎると逆に長期的には有害な結果をもたらし、気分の悪化、幸福感の低下、炎症の増加、体重の増加を引き起こす。”

みたいな感じになっています。

つまり、大量の砂糖が体内に炎症を起こし、その結果として鬱になってしまうという うつ病の人は炎症性物質が体内に多い(ソース)ことと同じような結果です。

さらに本論では「特に冬は悪化する傾向にある」という指摘もしていて、

” 多くの人にとって、冬は日光を浴びる量が減少するせいで概日リズムが乱れ、健康的な睡眠が取れなくなり、人口の5〜10%の人を本格的な鬱病に追い込む。”

とのことです。

冬はただでさえビタミンDの産生量が減る(季節ごとに太陽の量が変わって体内のビタミンDレベルが変動)うえに、パーティなどが増えるせいでお酒や炭水化物から砂糖の消費量も増加し、最終的にメンタルが落ち込みやすくなることになります。

冬場は、ビタミンDを出来るだけ摂るようにしたり、砂糖の摂取には注意が必要です。

ビタミンDはメンタルヘルスに欠かせないということで、1日に数分だけ太陽の光を浴びるだけでも、ほとんどの人は十分な量のビタミンDがを維持できるので、天気の良い冬場はお昼に外を散歩するのもいいですね。

 

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