実は雨の日や悪天候の時の方が天候がいい時に比べて想像力が高まったり生産性があがったりします。
2012年のハーバード大学の研究で日本の銀行のデータ、2年半をもとに分析したところ、降水量が25㎜増えるごとに何と銀行貸付けの成約率が1.3%上がるという結果が出てます。(ソース)
さらに、学生を2つのグループに分けて、一つは悪天候の時に、別のグループは天気のいい時に注意力や記憶力を試す試験をしてもらいました。
結果、悪天候の時に実験した学生の方が成績がよく、注意力、記憶力があがりました。
人間は基本的に外に出たい気持ちがあるので、外の天気が良いと天気がいいのに部屋にいることで集中力がそがれてしまうのです。
悪天候だと外に出たいという気持ちがなくなるので集中力があがり生産性がよくなるということです。
確かに天気の良い日にオフィスで仕事してると集中力がちょっと下がるなと思うことはあります。
反対に雨がじゃーじゃー降っているときだと外に出たいとは思わないので家で片づけしたり、仕事に集中できますね。
悪天候のデメリットは気分の沈み
悪天候の時家で作業をすると生産性は上がりますが、この悪天候が続いたり災害をもたらすようなひどいものだと人のメンタルにも影響を及ぼします。
天気が悪いと気分が落ち込んだりうつっぽくなったりしませんか。
特に季節の変わり目などに日照時間が短くなっていくさらに天気が悪い日が続いたりすると季節的なうつ病になったりする可能性があります。
仕事上太陽の光を浴びたりできない夜勤の多い方やひきこもりで外に出てない人も気分の沈みがあるかもしれません。
気分が落ち込むと生産性や集中力は落ちてきます。
季節性のうつ病にかかりやすいのは、十分な日光を浴びてなくビタミンDが不足している可能性があります。
もし季節の変わり目になんだか憂鬱だなとか、雨の日は気分が沈むという傾向があるなら、ビタミンDを摂るが良いです。
ビタミンDとメンタルの関係はメタ分析でも解明されていますので、血管が若返るなどのメリットもあるのであまり外にでて日光を浴びることができない人はサプリでとるがおススメです。(ソース)
ビタミンDは油分と摂ると吸収力がよいので食事の後飲むのが良いです。
摂りすぎも良くないので普段外にでて日に当たってる人達は2日か3かに1回ぐらいで大丈夫です。
ほとんど外に出られない人は毎日摂ると良いと思います。
悪天候の時は家やオフィスでそれぞれの作業に集中して生産性が上がりやすいです。
ですが、気分がしずむなと思ったらビタミンDを補給してパフォーマンスを上げることで天気が悪い日はさらに生産性を上げ作業がすすんでその日の終わりには達成感を感じ気分もあがるはずです。