フィセチンで脳の衰えが防げるのか?!

フィセチンはイチゴやリンゴにふくまれる天然化合物で、昔から酸化ダメージを防ぐパワーが強いと言われいます。


このフィセチンで脳の衰えを予防できるのではというデータ(ソース)が2017年に出ていて、参考になります。

フィセチンは、タマネギ、キュウリ、柿など、他の多くの植物にもふくまれてる定番のフラボノイドです。抗酸化ということで効果が期待できそうですね。

研究チームによると、

” 企業はフィセチンをさまざまな健康食品に配合しているが、この成分の本格的な試験は十分に行われていない。”

ということで、この研究を行ったようです。

このラボが行った過去の研究では、フィセチンが歳を取って記憶が衰える現象を軽くするのではないかぐらいの結果は出ているのですが、まだまだちゃんとした結論は出せてない段階ということですね。

研究チームは、アルツハイマー病にかかりやすいように遺伝子組み換えされたマウスを用意し、そのマウスにフィセチンが入った餌を7ヶ月間ほど与えて、普通の食事をしたグループと比較しました。

すると、その結果は顕著で、10ヵ月後のテストでは、フィセチンを与えられたマウスは、歳を取っても脳の衰えがほとんど見られなかったとのことです。

あくまでマウス実験なので、「フィセチンサプリを飲もう!」と一概には言えないですが、研究チームは以下のようにコメントしています。

” もちろんマウスは人間ではない。しかし十分な類似性はあるため、フィセチンは、孤発性AD(加齢で発症するアルツハイマー)の治療だけでなく、一般的な加齢にともなう認知機能への悪影響を軽らす可能性があると考えられる。”

ということで、りんごやイチゴ、玉ねぎなどを意識して食べるのももちろん、サプリとして摂取しても悪くはないと思います。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *