不眠症を治すために開発された寝つきが良くなる方法は刺激制限療法とい呼ばれます。
2011年にアリゾナ大学が調査した研究では数ある快眠療法のなかで不眠に効く一番の方法とされています。(ソース)
基本的な事は一つです。
ベッドルームは寝るためだけに使うこと。
1.本当に眠くなった時だけベッドに横になる。
2.ベッドは睡眠以外の目的で使わない。
ベッドで本を読んだり、食事をしたり、もちろんスマホも使ってはいけない。
3.ベッドへ入ってどうしても眠れない時はベッドルームから出る。
目が覚めて眠れないのにベッドにいないことです。ワンルームならベッドからでてソファに座ったりするのでも大丈夫です。
眠気がくるまで待機して眠くなったらベッドに入ること。
時計やスマホは見ないことです。眠れないままベッドに10分以上いないことがこつです。
4.3で眠れない時は何度でもステップ3を眠れるまで繰り返す。
5.どれだけ睡眠時間が短くても朝は同じ時間に起きる。
8時間ちゃんと眠れても5時間しか眠れなくても起床時間は一定に保つ。
ポイントは眠れないからといってベッドの上でごろごろしないことです。
眠れない時は起きて眠くなるのを待ってベッドへ戻るを寝れるまで繰り返します。
なぜ刺激制限が不眠に効くのでしょう?
この方法が効くのは、
ベッドは寝るべき場所である
という当たり前の事実を脳が認識するからです。
今までベッドはスマホしたり、本を読んだり、と寝る以外の事もすると思い込んでいた脳に正しいベッドの使い方を教えるということです。
ワンルームに住んでる場合はベッドでごろごろしながら本を読んだり、テレビを見たりということが多いかもしれませんが、脳を混乱させるのでなるべく寝る以外のことでは使わない事が重要です。
眠れない時にすぐベッドから出たほうがいいのはベッドにそのまま居続けると眠れない自分に対して不安が強くなりさらに眠れなくなってしまうからです。
ベッドの上でずっと眠れない不安を抱えてると今度は脳がベッドは不安になる場所と思ってしまうからです。
寝つきが良くなるためにはサプリとも併用してこの刺激制限療法をやってみるが良いと思います。