ココナッツオイルの選び方!

ココナッツオイルの効能について過去に記事を書いてますが、では、どんなココナッツオイルを選べばよいのでしょうか?

ココナッツオイルの良い点と悪い点は?

ココナッツオイルの効能をもう一度確認してみましょう。

ココナッツオイルは本当に体にいいの?

実験でそれなりの効果が確認されている例は、

  • 代謝量のアップ:ココナッツオイルを7日間飲んだところ、代謝量のアップが見られた(ソース)。ただし14日間の実験では「変化なし」って結果も出てて、どう判断していいか難しいこともあります。
  • お肌のスベスベ効果:5mlのココナッツオイルを乾燥肌に塗ったところ、ミネラルオイルやオリーブオイルにくらべて肌の保湿力がアップした(ソース)。これは私も日々実践しているので、保湿力はあると感じています。
  • 皮膚炎の改善:アトピー性の皮膚炎にココナッツオイルを塗ったところ、他のオイルにくらべて有意に肌の状態が改善した(ソース)

まだ全体的な実験数が少ないのが難点ですが、論文の内容もちゃんとしてるので、信用できそうです。

こんな効果があるとは言われてるけど、まだまだ実証には遠い例は、

  • 糖尿病の改善:18gのココナッツオイルを90日飲んだところ、インスリンの効きがよくなった(ソース)。ただし観察研究なので証拠としては弱めです。
  • コレステロール値の改善:18gのココナッツオイルで善玉コレステロールが増えた(ソース6)。ただし、その効果はかなりひかえめです。
  • 中性脂肪の減少:18gのココナッツオイルを飲み続けても、中性脂肪には影響がなかったとのデータもあります(ソース)。

という感じです。

さらに、おもに「体験談」のレベルで効果がうたわれている例だと、

  • アルツハイマーの改善:まだ研究はこれからなのですが、将来的には希望がありそうです。(ソース)
  • 髪の毛のツヤツヤ効果:ココナッツオイルを髪に塗るとツヤツヤに!って話は昔から)あって、実際に効果があってもおかしくはないと思うものの、まだ体験談レベルです。
  • 水虫や乾癬の改善効果:これはカリフォルニア大学心理学者セス・ロバーツ博士のブログで、水虫にココナッツオイルを塗ってと改善効果が見られたという話です。
  • 虫歯の予防効果:これは「ココナッツオイルでマウスウォッシュ」に書いたように、ココナッツオイルの抗バクテリア効果を虫歯予防に応用したものです。

といった感じでしょうか。

ひとまず抗菌効果は間違いないかと思いますが、一部にはココナッツオイルでアレルギーを起こす人がいるのと、オメガ3やビタミンB12、K2といった栄養素もふくまれていないので、他の油との併用も大事です。

どんなココナッツオイルを買えばいいのか?

では、「どんなココナッツオイルを買えばいいの?」って話になると思います。

  • 水素付加されてないもの:これは大前提です。水素を付加すると加熱に強くなるという利点はありますが、一方でココナッツオイルの健康効果がほぼ失われるということになってしまいます。
  • 精製されてないもの:多くのココナッツオイルは、高温精製や脱臭工程で独特の臭みを消しているのですが、これによりやはり有効成分が壊れてしまいます。
  • 低温圧搾で作られたもの:高温で油をしぼると有効成分が死ぬので、昔ながらの低温圧搾法で作られたものが温よいです。
  • コプラを原料にしてないもの:コプラはココナッツを乾燥させたもので、そこまで悪くはないものの、やっぱり有効成分の量が減ってしまいます。

という感じです。

要は新鮮なココナッツを使った天然のが一番って話なんですが、一部には「ヴァージンココナッツオイル」と書いてあるのに乾燥ココナッツを使った商品もあったりするので、よくラベルを見て買うしかないです。

おすすめは、以下の2つでTrader Joe’sは愛用しています。

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