体型がスリムな人がやり続けている10の習慣

体重を保つには良い習慣が一番とは誰もが納得すると思います。

お菓子を食べる習慣を止められなかったら、健康な体重の維持は難しいはずですから。

ということで、2018年に出たデータ(ソース)は、「ダイエットに役立つ習慣ってどんなものがあるのか?」という点を調べています。

この研究は、特定の食事プランとかエクササイズ法を実施するのではなく、「日々の小さな習慣を変えたらどうなるか?」というポイントから調査しています。

具体的には、

  1. 太り気味な男女75人を集め、以下の3つのグループにランダムに分ける。

    1. 古い習慣を壊すことを目指す
    2. 新たな習慣を取り入れることを目指す
    3. 何もしない
  2. 古い習慣を壊すことを目指すグループには、異なるタスクが書かれたテキストメッセージを毎日送り、不健康な習慣を断ち切るように努力してもらう(「いつもと違う方法で通勤する」「普段やらない散歩や早歩きをやる」など)
  3. ダイエットに役立つ習慣を取り入れるグループには、チームが選んだ「10の良い習慣」を毎日取り入れてもらう

という感じで、12週間後の違いをチェックしました。

結果は、

  • 習慣を壊した参加者と新たな習慣を取り入れたグループは、平均で3.1kgの減量に成功。さらに実験が終わってから1年後には平均でさらに2.1kgの減量に成功していた
  • 習慣を変えた参加者の67%が体重を5%以上減少させ、2型糖尿病と心臓病の発症リスクを減らした。
  • 体重の減少だけでなく、習慣を変えた参加者のほとんどが野菜と果物の摂取量を増やし、精神的な健康状態も改善した

ということで、平均的に良い成果が出てますね。

やはり習慣を変えるやり方は役立つみたいです。

ということで、最後に「ダイエットに役立つ10の習慣」を紹介します。

  1. 食事のルーティン化:長期的な減量に成功する人は食事のリズムが規則的なので、同じように毎日ほぼ同じ時間に食事をする。1年を通して一貫した食生活を送ると、その後の長期的な体重減少の維持にもつながる。
  2. 健康的な脂肪を摂る:ファーストフードではなく、ナッツやアボカド、脂ののった魚などの健康的な脂肪を摂る。
  3. とにかく歩く:1日8000から10000歩を目標にしつつ、階段を利用したり、電車を一駅早く降りるなどして、心拍数を上げるようにする。
  4. 外出時には健康的なスナックを用意:ポテトチップスやビスケットの代わりに新鮮な果物を持ち歩く。
  5. ラベルを見る:食品のラベルに記載されている脂肪分、糖分、塩分を確認する。
  6. 水の力を借りる:もっと食べたいと思ったらコップ1杯の水を飲み5分後だけ待機。空腹感が変化したかどうかをチェックする。
  7. 座っている時間を減らす: 座りっぱなしの時間は、身体活動レベルとは無関係に体重過多や肥満と関連してい流ので、できるだけ立つ。
  8. 飲み物に注意する:カロリーのあるドリンクは肥満の大きな原因なので、基本的には水を選び、フルーツジュースは1日にグラス1杯まで。
  9. 食事に集中する:気が散ったまま食事をすると、食事の量を調節する体内のシグナル(空腹/満腹のシグナル)がうまく働かないことがあるので、集中して食事をする。
  10. 野菜は1日5皿を目安に:生鮮食品、冷凍食品、缶詰を問わず、野菜をとにかく食べる。

いずれも当たり前だなと思わせる内容ですが、このどれかを月一ぐらいで取り入れていくと、長期的に体重を維持できる確率がずっと高まるはずなので、できそうなものから取り入れてみたらよいかと思います。

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