ひとりぼっちにもメリットがある!

孤独はたばこやジャンクフードなどと同じくらい体に悪いという記事を書いたことがありましたが、 人間は社会的な動物なので、ひとりでい続けるのがメンタルに良くないのは当確かです。

孤独はたばこ、運動不足、不健康な食事と同じ!

が、例外はあって、全ての孤独が悪いわけじゃないのも事実です(ソース)。

2019年に出たデータ(ソース)も「ひとりぼっちの効用」を示した結果になっています。

ざっくりとした概要は、

  1. 295人の男女を集め、みんなの非社交性を評価する
  2. みんなの創造性、不安感受性、抑うつ症状、攻撃性などを評価する
  3. ふたつのデータを比べる

という感じです。

非社交性とは、あまり人とつるまずに一人で過ごす時間を持とうとする性質で、基本的に私もそんな感じです。

こういったタイプの人は従来は「メンタルが弱い」とか「神経症的」とか言われてきましたが、このデータは、本当にそうなのか?という点を調べています。

分析の結果について研究チームは、

” これまでは、仲間を避けたり、引きこもったりすることの悪影響が強調されてきた。

しかし、人間が仲間を避ける理由はさまざまで、引きこもりに関連するリスクは、根本的な理由や動機によって異なる。

恐怖や不安から引きこもる人は内気な性格と関連しているし、また社会的な交流が嫌いだとの理由から引きこもる人もいる。”

”だが、なかにはただ孤独を好むために引きこもる人もいる。

このような人は、一人で本を読んだり、コンピュータで作業したりして過ごすことを楽しむが、内気さや交流嫌いとは異なり、メンタルに否定的な結果をもたらさず、創造性が高い傾向がある。”

とのことです。

不安や恐怖や嫌悪から非社交的になる人はメンタルが悪化するけど、シンプルに「ひとりが好き!」という理由から孤独でいる人は、逆に創造性が高まる可能性があるわけです。

” 無愛想な若者は、他人と一緒にいる時間よりも一人でいる時間のほうが長いが、仲間と一緒にいる時間もある。

彼らは人との交流をしないが、仲間からの誘いを断ることもなく、反社会的でもない。”

” そのため、彼らは一人でも孤独を楽しむことができるのだろう。

芸術家がスタジオにいるように、学者がオフィスにいるように、彼らは創造的に考え、新しいアイデアを生み出すことができる。”

ということで、このタイプの孤独好きは安心してもいいってことです。

それでも長期化した孤独感は良くない影響を与えるので注意が必要です。

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