アボカドで糖尿を予防し悪玉コレステロールも減る!

アボカドには食欲抑えたり、集中力を高める効果などがあります。

アボカドの食欲を抑える効果がすごい!

アボカドで集中力が上がる!

体型維持と糖尿予防に良い

さらに今回は、アボカドが体型の維持と糖尿予防に役立つかもという内容のデータ(ソース)についてです。

アボカドにふくまれるアボカチンBという脂肪酸が、血糖値、糖代謝、インスリン感受性を改善する可能性があるということです。

マウスに8週間、高脂肪食を与えたあと、週に2回アボカチンBを5週間あげた結果、

  • アボカチンBを飲んだマウスは体重が減少し、インスリン感受性が改善した!
  • いっぽうで、骨格筋、肝臓、腎臓への副作用などは確認されなかった

だったそうです。

人間が飲む場合の安全性も確認したところ、50㎎でも200㎎でも問題なかったそうです。

アボカチンBには、膵臓と骨格筋の不完全な酸化プロセスに対抗できるみたいです。

研究チームによれば、

” 天然のアボカドにふくまれるアボカチンBの量は、個体によって大きく異なり、さらにアボカドを丸ごと食べたときにそれがどのように消化吸収されるかはまだ完全にはわかっていない。

そのため、ダイエットのためにアボカドを食べるのはまだおすすめできない。”

とのことです。

アボカドが体に良いのは間違いないものの、なにせ1個当たりのカロリーが大きいし、さらにアボカチンBの含有量にも謎が多いので、ダイエット目的で多食するのはまだ問題があるかもしれません。

とはいっても、アボカドの脂肪酸が良いのは確実なんで、定期的に食べるのは悪くないはずです。

超悪玉コレステロールが減る

アボカドは一価不飽和脂肪酸と抗酸化物質が多く入ってるので血液中の酸化LDLコレステロール(悪玉)の量を減らすと考えられています。

カロリーが高いのが難点ですが、美味しいし、定期的に食べておきたい食材のひとつですね。

で、2020年のデータ(ソース)もアボカド関係で、太りすぎに悩む45人の男女を対象に、

  1. 低脂肪食
  2. 中脂肪食その1(アボカドを1日1個食べる)
  3. 中脂肪食その2(アボカドと同じレベルのオレイン酸オイルを使った食事)

という3パターンの食事を5週間かけてランダムに実践してもらいました。

その上で、血中の酸化LDLコレステロールと酸化ストレスのマーカーを食事ごとの開始時と終了時に測定したところ、

  • アボカドをふくむ食事は、他の2つの食事と比べて血中の酸化LDLコレステロールを減らし、ルテイン(抗酸化物質)の量を増加させた!
  • 酸化LDLの減少は、sd-LDLコレステロールの全体的な減少と相関していた

という違いが出ました。

sd-LDLは俗に超悪玉と呼ばれるコレステロールで、普通のLDLよりサイズが小さいせいで血管壁に入り込んで動脈を固くしやすいのです。

なので、このsd-LDLの数字が下がったのは非常に素晴らしいことです。

アボカドのメリットは脂肪酸の構成だけが原因ではない感じで、おそらくは豊富なカロテノイドやフィトステロール、ビタミンが関わってるのかもしれません。

sd-LDLの恐ろしさは近年さらに分かってきたことなので、コレステロールが心配な方はアボカドを積極的に摂った方が良いようです。

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