ご存じのようにタンパク質は私たちの体に必要な栄養素です。
2014年の論文(ソース)によれば、魚介のタンパク質には、高脂肪&高糖質な食事の悪影響をブロックする効果があるという結果が出ています。
これはデンマークの実験で、大量のマウスに高脂肪で高糖質な食事を与えて、強引に太らせました。
その際に、鶏肉やマス(魚)などのタンパク源も一緒に摂らせたところ、ホタテを食べたマウスは、鶏肉グループにくらべて半分も脂肪がつかなかったということです。
これは、どうもホタテのタンパク質にはグリシンが多く含まれてるのが原因のようです。
グリシンは、睡眠の質を改善する効果やアレルギー体質の改善作用があるアミノ酸の一種です。
グリシンが多いタンパク源としては、魚介類のほかにも、ジャガイモや白米などがあげられます。
もちろん、今回の論文はマウス実験なんですが、人間を対象にした実験(ソース)でも、魚介類に豊富なグリシンやタウリンが肥満を防ぐというてデータが出ていて、やはり魚介類は肥満防止には最強のようです。
魚介類は、たんぱく源としても良いですが、オメガ6脂肪酸も少ないので、バランスの良い食品と言えますね。